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かつて「霊長類最強の男」と言われたレスラーがいる。名前はアレクサンドル・カレリン。ロシアが生んだ史上最強のグレコローマンレスリング選手であり、オリンピックでは3大会連続で金メダルを獲得。レスリング世界選手権でも金メダルの連続であり、あの前田日明の引退試合の相手を務めた男としても有名だ。

一体なぜ、ロシアのレスリングは強いのか。なぜロシアには強い男がゴロゴロいるのか。その答えは、今回ご紹介する動画「Russian Child wrestles bear for MMA training」を見れば一発で理解できることだろう。

動画に映っているのは、少年とクマ。一見、じゃれているように見えるのだが……実はこれ、レスリングの練習なのだという! よーく見ると、クマも「投げ技」を出している。レスリングの練習相手にクマ! な、なんということだ……幼少時代からクマ相手に練習しているなんて……おそロシア!

ちなみにこの少年の正体は、ロシア最強の総合格闘家「ハビブ・ヌルマゴメドフ」選手であるという。彼は、父の影響で幼い頃からレスリングに打ち込み、サンボの世界で世界制覇。2008年に総合格闘家としてプロデビューし、現在まで負けなしの21連勝を爆進中……という、格闘技界の田中マー君のような男である。

参照元:YouTube
執筆:GO羽鳥

▼ちゃんと技を出している……

▼大人もクマと練習している!