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言うまでもないことだが、違法コピーは売るのも買うのも「悪」である。かつて日本の秋葉原にも、違法コピーソフトを堂々と売りさばく中国人軍団が存在していたが、最近はどうやら絶滅気味らしい。アキバに平和が訪れた。だがしかし、だがしかし……!!

それと同時に、アキバならではの “怪しさ(妖しさ)” も消えていったような気がしてならない。それが良いことなのか悪いことなのかはさておいて、今回ご紹介したいのは「香港・タイにおける違法コピーの販売方法」がネタのマンガである。

2005年ごろの香港とタイにおける違法コピー事情を描いたマンガは、漫画家マミヤ狂四郎氏が『月刊ゲームラボ』で連載していた「ニートボールJOURNEY」第4話である。ちょうどこの時代、アキバの景色も大きく変わった。いわば、メイド全盛期だ。ヨドバシカメラが登場した。デカいビルもジャンジャン建った。

漫画のURLは(http://wp.me/p25BsW-1CIc)。このマンガに描かれている秋葉原も、今となっては懐かしい。アキバはどんどん変わっていく。怪しさに満ち溢れた「電脳街」は、サイバーパンクな秋葉原は、時代の波に消えたのだ。

参考リンク:ゲームラボ三才ブックス
漫画: マミヤ狂四郎

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月刊ゲームラボ三才ブックス)2005年7月号に掲載。ならびに、マミヤ狂四郎著『電NOWジャーニー』(三才ブックス)にも収録。