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吹奏楽部に在籍した人であれば、秋口になると思い出すことがあるはず。それは全国吹奏楽コンクールだ。毎年10月後半に全国大会が行われ、大会後に発売されるCDで、その実力をたしかめたに違いない。しかし実力は確かでも、全国大会に出場できない学校がある。

・8人とは思えない演奏

それは生徒数が少なく小編成を余儀なくされる学校だ。島根県大田市立大田第三中学校吹奏楽部もそんな学校のひとつ。だが、彼らの実力は中国大会の審査員に、「全国大会に出させてあげたい」と言わしめたほどだ。その貴重な演奏風景をご覧頂きたい。たったの8人で演奏しているとは、到底思えないものだからだ。

・連続受賞する名門吹奏楽部

彼らの学校は、山間にあり生徒数は100人に満たない。吹奏楽部に在籍している生徒は1年生2人、2年生2人・3年生4人の計8人である。だが、夏の島根県大会で小編成の部、最優秀賞を受賞している。だが、今年たまたま受賞したわけではない。5年連続最優秀賞を獲得し、7年連続で中国大会に出場しているのだ。つまり名門なのである。

・演奏を見れば実力がわかる

演奏をしている動画見れば、そのことが一目瞭然。8人がさまざまな楽器を持ちまわって、複雑な組曲を見事に演奏しているのである。その様子は圧巻。これがたった8人の演奏か? と驚かざるを得ないのだ。

・ネットの声

「泣ける!」
「音楽とは何なのかを考えさせられます」
「素晴らしいと、凄い、の二言しか、出てきません」
「これは本当にすごいわ」
「鳥肌が立ちました」
「音だけ聞いてたら8人とは思えない」
「これは感動する」
「闘ってんなあ」
「素人目で見ても凄いことがわかります」

ひとつの楽器を演奏するのにも、かなりの集中力を要するはず。きっといくつもの楽器を縦断的に演奏するのは、至難のわざだ。だが、彼女たちは呼吸を合わせ、指揮者のタクトに意識を集中させ見事に演奏をしている。楽曲後半の盛り上がりは、まさしく鳥肌モノである。「さすが!」というよりほかになりだろう。

参照元:YouTube

▼2013年10月5日に行われた演奏

▼こちらは2010年吹奏楽部(7人)による演奏。卒業生の演奏も凄まじい