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保健所で殺処分される動物の実態を、ほとんどの人が知らないだろう。もしもその実態を少しでも知っていたら、捨てるようなことはしないはず。それ以前に面倒を見るときに、ただ「飼いたい」とだけ思うことはないかもしれない。

最近、Twitter上で「保健所の皆様からの声です」という画像が話題になっている。そこには、保健所でペットたちを処分しなければならない職員たちのの言葉がつづられている。

・Twitterで話題の「保健所の皆様からの声です」(一部抜粋)

「この命 灰になるために生まれてきたわけじゃない」
「自分の犬を他人に殺させる人 最低だと思う」
「衝動より熟慮 飼いたい犬と飼える犬は違います」(Twitter投稿画像より引用)

・雑誌「DAY JAPAN」

実はこの画像は、雑誌「DAY JAPAN」の誌面である。2008年6月号で特集されていた「処分されるペットたち」(写真・文 / 大石成通氏)のページの一部を撮影しTwitterに投稿したものだ。

・殺処分の現場から

誌面には炭酸ガスで殺されていく犬たちの様子が、写真を交えて克明につづられている。悲嘆に暮れて生気を失った犬たちのまなざしは、正直見るに堪えないほどだ。また亡骸になったペットたちの様子も、しっかりと掲載されている。取材の最後に大石氏は、職員の方々に直筆のメッセージを書いてもらった。それが今話題になっている「保健所の皆様からの声」なのである。

・バックナンバーは購入可能

ちなみに同誌のバックナンバーは現在も購入が可能だ。Twitterで興味を持った方は購入してみてはいかがだろうか。

参照元:Twitter @Kenya118VetDAYS JAPANバックナンバー