gkgoal
GK(ゴールキーパー)は最後方で自陣のゴールを守るという守護神だ。それだけにGK による得点というものは、滅多にお目にかかれない。が、そんな中、試合開始からわずか13秒でGK がゴールを決めたと話題になっているぞ。

プレースキックや試合終了前の競り合いならばまだしも、試合開始の直後の出来事……。今回はその一部始終を動画「Stoke City – Southampton 2/11/2013 Goalkeeper Goal」と共にご紹介したい。

・イングランドでの珍事

衝撃的なゴールが炸裂したのは、2013年11月2日に行なわれたイングランド・プレミアリーグの第10節ストーク・シティFC vs サウサンプトンFC の試合だ。この試合の開始直後にGK のゴールは生まれた。

・一連の流れ

ストーク・シティ GK のベゴビッチ選手がバックパスを大きくクリアすると、ボールは風にグングン乗って相手陣内へ。DF が対処できずにキーパーに任せたところ、大きく跳ね上がり GK の頭上を越え、なんとそのままゴールへ繋がってしまったのだ!

・GK のゴールはリーグ史上5人目

イングランド・プレミアリーグにおける GK のゴールは、シュマイケル選手、フリーデル選手、ロビンソン選手、ハワード選手に次いで5人目の快挙となった。ベゴビッチ選手のゴールは、その中でも最速である。

ちなみにロビンソン選手、ハワード選手のゴールは今回同様に想定外の出来事からのものだ。相手GK に油断があったのかもしれないが、風に煽られたボールの伸びが異常すぎて起き、半ば仕方のないこととも思える。

・このゴールに対するネットユーザーの反応

「え!ベゴビッチやば!笑」
「たまにこういうことあるよねー」
「ベゴビッチがまさかのゴールww ってかバウンドおかしいだろ。」
「ゴール決めた後のベゴビッチかっこいいな。過度に喜ばないというね」
「ベゴビッチそこまで喜んでないな。ハワードもそうやったけど」
「ベゴビッチのゴールって何事かと思ったらそういうことかw」

などなど。ベゴビッチ選手のゴールに驚いたというコメントが多数。また、ゴールしても過度に喜ばない彼の姿が目に留まったという声も多く見られた。同じキーパーとして相手のことを思うと素直に喜べない複雑な心境なのだろうか。

ちなみに試合は、開始直後にベゴビッチ選手の珍ゴールで先制したストーク・シティだが、後半にアウェイのサウサンプトンに1点を返され、そのまま1ー1の同点で終了している。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼珍ゴールの一部始終

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