kickredcard

さまざまなスポーツにおいて、審判の判定は絶対である。近年では技術の発達に伴い、ビデオ判定などが導入されていたりもするが、まだまだ判定の多くは審判の判断に委ねられていることが多い。

そんな中、判定に抗議した選手に対し、トンデモないことをした審判がいると話題になっているぞ。今回は、選手に殴る蹴るをした上に退場を宣告するというその様子を動画と共にご紹介したい。

・クウェートでの試合

話題になっている主審が笛を吹いたのは、クウェートのプレミアリーグでのアル・アラビ vs アル・ナサルの一戦だ。PKの判定を巡ってからの小突き合いで主審は信じられない行動に出る。

・抗議にブチ切れた主審

カウンターを仕掛ける緑のアル・アラビに対し、守るえんじ色のアル・ナサル。その一連の流れを簡潔に表すと次のようになる……

ペナルティーエリアでの反則にPKの判定 → 納得のいかないアル・ナサル選手たちは抗議 → 小突き合いが始まる → ブチ切れた主審が選手にパンチを見舞う → 怒りが収まらず蹴りもいれる → そしてレッドカードを乱発 → ベンチの選手まで退場させる

……といった流れだ。もはや何人退場したかもわからず、副審たちもその場を鎮めることで精一杯の様子がわかる。

・収拾がつかない

一度は試合が落ち着き、PKから試合が再開されるが、キックオフでアル・ナサルの選手が主審に報復のボールを蹴ると、またまたレッドカードを宣告。収拾がつかなくなり、スタンドからは物が投げ入れられたりと、後味の悪い試合となってしまった。

・この主審に対するネットユーザーの反応

「ひどすぎw」
「これは審判アカンやろ……」
「主審が蹴りいれてるのなんて、初めて見たわw」
「これちゃんとキーパーが止めに入ってるんだよな 良識あるんやろな」
「これは審判がクソ過ぎる。荒れる原因を自分で作ってるんだから世話ない。」
「何がどうあっても審判が蹴っちゃいかんだろw その後カード出されても笑っちゃうわ。」

などなど。この審判はあまりにヒドいといったものや、カード乱発は職権濫用だというコメントが多数。どのような状況でも選手に手を上げるのは審判失格だという意見も多く見られたぞ。

ちなみに試合は選手の数でも有利なアル・アラビが4-1でアル・ナサルを下した。選手に暴力を振るうような審判に裁かれては、試合が成り立たないのは当然のことだったか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし