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日本でも有数の老舗茶舗に京都・宇治の「上林春松本店」がある。450年の歴史を持つ老舗中の老舗だ。“急須でいれたような緑茶の味わい”が人気のお茶ブランド「綾鷹」のCMで、その名前を知る人も多いはず。

・戦国武将をイメージしたお茶

そんな「上林春松本店」が、なんとウェブ限定で戦国武将をイメージして合組(ブレンド)した4種類のお茶をプレゼントするぞ! モチーフになっているのは、羽柴秀吉、柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興の4武将だ。「上林春松本店」の上林秀敏氏が直々にブレンドした茶葉なのだとか。歴史ファンにはぜひとも飲んでもらいたい逸品に違いない!

・上林春松本店と豊臣家・徳川家

今回のプレゼント企画は、2013年11月9日公開の歴史エンターテイメント映画『清須会議』とのコラボレーションによるものだ。実は「上林春松本店」は、本作とつながりがある。というのも、14世紀後半頃から上林家は有力茶師として栄え、豊臣家や徳川家に重用されたのである。

・コラボは偶然ではない

映画には、大泉洋さん扮する羽柴(豊臣)秀吉が登場している。京都・宇治にある宇治・上林記念館には、豊臣家から重用されたという史実が書状で残されているとのことでその関係の深さも伺える。今回のコラボは偶然ではなく、必然といっても良いのかもしれない。イメージされたお茶は以下の通りだ。

・お茶のモチーフとなった武将

柴田勝家: 戦国一の強者、無骨で頑固、融通が利かないイメージを表現し、火香の強い固めの煎茶。のどごしが強く、後味も残る茶。
羽柴秀吉: ひょうきんで人気者、周りに味方も多く、人たらしなイメージを表現し、冠(玉露入)、水色が青く、甘みのある茶。
丹羽長秀: 堅実、冷静な部分を表現し、高級な純煎茶。清涼感のある、後味はすっきり。
池田恒興: 優柔不断でずる賢いイメージを表現し、とろみのある柔らかい茶。青味が少なく濁り強い水色で、後味がしっかり残り賛否の分かれる茶。

・三谷氏がCM出演

武将をお茶で表現するとは、「上林春松本店」でなくてはできないことではないだろうか。これを飲みながら、映画をみれば作品をより深く理解できるのかもしれない。ちなみに10月23日に公開のテレビCM「急須会議」篇(全国フジテレビ系列局)とWEBムービー(http://ayataka.jp/)「合組」篇、「にごりの製法」篇、「茶葉認定式」篇には「清須会議」監督の三谷幸喜氏と「上林春松本店」代表の上林氏が「急須会議」と称した対談を行っており、面白い掛け合いをしてるそうだ。そちらもぜひともチェックして頂きたい。

はたして武将をイメージしたお茶はどんな味がするのだろうか? 気になるところである。

参照元:綾鷹