r-131022-2

韓国最大のミスコンと言われる「ミス・コリア」。その2012年の選抜大会で、主催者と参加者の間で裏金取引があったことが分かった。それは、参加者が審査を行う主催者側に “入賞代” として大金を支払うというものだ。

参加者側は実際に支払ったとしているが、約束が果たされず、裏金をめぐってトラブルに発展したことから、今回の不正が発覚した。

・ブローカーが裏金取引の話を持ちかける

韓国メディアによると、不正を暴露したのは娘を同大会に参加させた女性(55)だ。女性は大会前、あるブローカーから「300万ウォン(約28万円)を出せばミス・コリアのチーム長を紹介する」という裏金買収の提案を受けた。

女性はブローカーの提案に乗り300万ウォンを支払い、ミス・コリアを担当するチーム長と引き合わせてもらうことに成功した。だが、今度はチーム長から、さらなる裏金の提案を受けることになる。もちろん、見返りは「娘の入賞」だ。

・370万円で審査員を買収

女性によると、チーム長は「入賞の確率を高めるためには審査委員を買収する必要がある」とし、審査委員1人あたり2000万ウォン(約185万円)の金額を用意するよう求めたという。女性はチーム長から指定された法人口座に、審査委員2人の名義でそれぞれ2000万ウォン、合計4000万ウォン(約370万円)を振り込んだ。

・約束は果たされず → 女性「金返せ!」

ところが、2012年7月6日に開かれた大会の本戦で、女性の娘は「真(1位)」、「善(2位)」、「美(3位)」のどの賞にも入賞することができなかった。女性は約束が果たされなかったとして4000万ウォンを振り込んだ会社とチーム長に対してお金を返すよう求めた。しかし、会社側は振り込まれたお金は「裏金」ではなく正式な協賛金だと認識しているとして返金に応じなかったのだ。

・女性「欲がわいてしまった」

女性は裏金を支払ったことについて、とても後悔しているようだ。当時について、「大会前の合宿で、娘の成績が優秀でマイナスポイントもないと言われ、欲がわいてしまった」と話している。また、ミス・コリア大会は「腐敗、不正のるつぼ」だと指摘し、「同じような被害者が出てはいけないと思い事実を明らかにすることにした」と裏金取引を公表した理由について話した。

・「裏金なんて要求していない」

女性の暴露で発覚したミス・コリアでの裏金取引だが、チーム長は「女性にお金を要求したことはない」と説明し、現在も裏金について一切認めていない。だが、調査の結果、不正があったことが確認され、ミス・コリアを主催する「韓国日報」は裏金取引を行ったとしてチーム長を解雇している。

・騒動はこれで4度目!

実はミス・コリアでは、これまでもさまざまな騒動があった。93年には裏金取引、98年には採点操作、08年は参加者のヌード写真撮影で物議をかもしている。韓国一の美女を決めるミス・コリアでは、このような不正や問題が昔から蔓延しているようだ。

参照元:KBSNEWSis
執筆:レイチェル

▼こちらが裏金取引の記録という通帳だ
r-131022