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「言葉の定義」について考えたことがあるだろうか。特定の言葉の正しい定義のことではなく、自分の経験から編み出した自分なりの定義である。たとえば「仕事」の定義は、ある人にとって「やりがい」かもしれない。別の人には「かったるい」かもしれない。

・大辞泉が語釈募集

そんな言葉の定義、いわゆる「語釈」を小学館の国語辞典『大辞泉』がネット上で募集している。募っている言葉は次の8つだ。「愛」、「自由」、「大人」、「失敗」、「カワイイ」、「友だち」、「萌え」、「SNS」。すでに4000件以上の投稿が行われているのだが、取り分け「SNS」の語釈が目につく。というのもやたらネガティブな内容が多いのである。

・「SNS」の語釈への投稿

「軽犯罪発見器」
「中毒性がある」
「恋人との喧嘩の原因」
「常に液晶画面を見たり触ったりしてないと不安感におそわれる病気」
「人付き合いの面倒臭さが身にしみてわかる教科書」
「【S】寂しい【N】軟弱者の【S】集会」
「現代人を縛り付ける透明な荒縄」
「可燃物や酸素がなくても炎上する危険な代物」
「自称アイドル、レポーター、カメラマン、学者、芸術家、料理家の世界」

・あなたはどう思う?

ネガティブな印象のものが多いようなのだが、どれも言い得て妙だ。なかなか「SNS」の核心をついているように思われる。あなたは「SNS」について、どのように思われるのだろうか。またこのほかの言葉については、どうだろうか。自分なりの考えがある方は、投稿してみると良いだろう。

参照元:大辞泉

▼実際に投稿してみよう。投稿はTwitter、FacebookなどのSNS経由。もしくはSNSを使わずに行うことができる。さらに郵送も受け付けているぞ
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▼言葉を選んで、語釈を投稿する
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▼投稿するとサイト反映される
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▼Twitterで投稿すると、Twitterにも語釈が投稿される
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▼同社調査によると、間違った意味で使われる言葉1位は「ハッカー」
大辞泉追加画像01
▼言い間違いされる言葉1位は「○ 間が持てない」→「× 間が持たない」
大辞泉追加画像02