andik

2013年7月、ベトナムの英雄であるレ・コン・ビン選手が J2 のコンサドーレ札幌に移籍をしたのは記憶に新しい。東南アジアから移籍した初めてのJリーガーとなったのだが、早速その流れに続こうとしている選手がいるぞ。

その選手の名前はアンディク・ベルマンサ。インドネシアのメッシとも呼ばれ、国内での人気も非常に高い。今回は彼について、動画「Andik Vermansyah Highlights」と合わせてご紹介したい。

・アンディク・ベルマンサ選手とは

1991年11月7日生まれの21歳。インドネシアの『Persebaya 1927』に所属しており、MF と FW をこなす攻撃的選手だ。身長162センチ、体重57キロと小柄だが、キレのあるドリブルが得意で抜群のゴールセンスも兼ね備えている。

すでにインドネシアのA代表でプレーしており、これからの活躍が期待される若手のひとりであるベルマンサ選手。10月6日〜10日には、ヴァンフォーレ甲府の練習に参加しており、来季の獲得も噂されているぞ。

・インドネシアと山梨県の関係

今年の4月には、ガルーダ・インドネシア航空の一行が山梨県に来県し、インドネシアから山梨県を訪れる観光客の拡大を共同で促進することを発表した。徐々に交流を深めており、今回のベルマンサ選手の練習参加も関係していると思われる。

・東南アジア出身選手の可能性

レ・コン・ビン選手の移籍に伴い、札幌が経済効果を得たように、ベルマンサ選手にも同様の期待がかかっている。約2億4000万人という人口を有するインドネシアからの移籍が実現すれば、サッカーだけではなく、経済にもいい影響を及ぼすだろう。

・Jリーグ経由で世界へ

日本からドイツのブンデスリーガへの道が開けているように、東南アジアから日本への門戸が拡大されると、そこからステップアップする選手が出てくるかもしれない。そういった流れが主流となると、必然的にJリーグの発展にも繋がるぞ!

・ベルマンサ選手に対してネットユーザーの反応

「これは楽しみ!!」
「甲府に正式にこいよ(^O^)」
「インドネシアのメッシ、すごいね。」
「ベトナムの次はインドネシアか・・次はシンガポールか?」
「日本とインドネシアの友好の架け橋になって欲しいな。」
「このまま甲府に来てくれ頼む!レコンビンに続く東南アジア枠をぜひともお願いしたい」

などなど。正式にJリーグへ来て欲しいといったものや、プレーを楽しみにしているという声が多数。また、東南アジアとの架け橋となる活躍を期待したいというコメントも多く見られた。

6日の清水エスパルスとの練習試合でゴールを挙げ、結果を残したベルマンサ選手。Jリーグの将来を考えてもメリットがあり、来季の獲得は濃厚と思われる。インドネシアのメッシのプレーが今から楽しみだ。

参照元:YouTube公益財団法人FPCJヴァンフォーレ甲府公式サイト
執筆:原田たかし