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相撲における「立合い(たちあい)」とは、両力士が呼吸を合わせ、気を合わせ、「ガシィッ!」と組み合って取組を開始する瞬間のことを指す。簡単に言えば「はっけよい……のこった!(ガシィッ!!)」の、「ガシィッ!」の瞬間である。

気が合わない場合は、やり直し。この時、朝青龍ならば「スパァーッンッ!」と “まわし” を引っぱたき、高見盛ならばバチンバチンと顔を叩いて気合注入。だが、あまりにも気が合わない場合はどうなるのか。今回ご紹介する動画を見ればよく分かる。

YouTubeにアップされた動画「共感得られぬ立ち合い 時天空-嘉風」には、5回も気が合わなかった立合いのシーンが収められている。いつ始まるのか……いつ始まるのか……と思いながら見ていると、絶対にイライラするので要注意だ。

ちなみに4回目の立合いでは、タイミングが合わずに時天空が嘉風の頬を「バチーンッ!」と強烈ビンタ。結局、立合いが成立したのは6回目だった。なお、時は2011年5月の技量審査場所10日目。2人は取組後に審判部に呼び出され、貴乃花審判部長から注意を受けたとのことである。

参照元:YouTube
執筆:GO羽鳥

▼なんという気の合わなさ! ビンタシーンは3:02〜だ