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2014年2月7日にロシアのソチで開催される「ソチ冬季五輪」。2013年10月6日に聖火がギリシャからモスクワに到着し、聖火リレーが始まった。

聖火は北極や宇宙を経て広大なロシアを4カ月かけて運ばれる。その華々しいスタートの日にとんでもないアクシデントが起きていたことがわかった。なんと、プーチン大統領の宣言後、出発した聖火がいきなり消えてしまったのだ。さらに、ライターで火をつけなおす瞬間まで激撮されていたのである。

モスクワ・赤の広場で行われた式典ではプーチン大統領が宣言をし、聖火リレーは華々しいスタートを切った。そして聖火は2人目の走者・旧ソ連の水泳選手シャヴァルシュ・カラプチャン氏にわたり、クレムリン宮殿の門を出たところ……アクシデント発生!! いきなり火が消えてしまったのだ!

彼は前方にいたスタッフに向かって「火が消えたぞ」と合図。どうする? 開会式の会場まで戻る? それとも火種を持ってきてもらう? スタッフがとった方法は予想外のものだった。なんとその場でライターで火をつけたのである。

この事件にネットユーザーからは「クッソ笑った!!」、「さすがロシア」、「これはダメでしょう」、「オリンピックの聖火はジッポでできています」などと驚きのコメントが寄せられている。

なお、動画を見る限りカラプチャン氏はそのまま走っていったようだ。ライターでつけてしまっては、わざわざギリシャから持ってきた意味がなくなるのでは、と心配してしまうが……。

ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルニシェンコ氏はアクシデントは聖火のトーチのバルブがきちんと開いていなかったためで、「問題はない」と発言しているとのことである。

参照元:YouTubeRTStartribune(英語)

▼まさかの瞬間をとらえた映像

▼開会式からの様子