2013-10-01_230849
「小さくても同じ命」、そんな言葉を想起させる動画が世界中で話題となっている。

動画に登場するのは、消防士だ。火事の現場に駆けつけたところ、家の中では子猫が意識を失って倒れていた。消防士は、煙のなかに入り子猫を助けに行ったのだ。

その救出劇の一部始終が、消防士視点で撮影されていた。動画のタイトルは「GoPro: Fireman Saves Kitten」。消防士の迅速で的確な判断、そして愛にあふれる行動が感動を巻き起こしているのだ。

通報を受け、消防士が出動したのはある民家だ。煙が充満する屋内に入ってゆく消防士。そして部屋の中で横たわる小さな子猫を発見した。猫は手足をピンと硬直させ、生きているのか死んでいるのかわからない。消防士は猫をそっと抱き上げ、外へと向かった。

子猫はまだ死んではいないよう。消防士は酸素を吸引させ水をかけ、必死の蘇生が行われた。硬直していた子猫の体がほぐれていく。そして、「ミャア!」と鳴いた! 息を吹き返したのだ!! そして何事もなかったかのように、消防士の腕の中でジタバタする子猫。彼は助かったのだ。

この一部始終は、消防士が装着していたカメラに収められている。この救出動画がインターネットで公開されると、多くの人から以下のようなコメントが寄せられた。

「彼らこそヒーローだ!」
「本物のヒーロー!!」
「ニャンコが助からなかったらと思うと涙が出る」
「素晴らしい瞬間……子猫を救ってくれてありがとう」
「なんて感動的なの」
「最も素晴らしく、最も人間的な行動だよ」
「尊敬する!」
「カッコいい! 結婚して!!」

なお、子猫の名前は「ラッキー」と名づけられたという。消防士は子猫の命を救った。だが、これはひとつの命を救っただけではない。子猫が助かったことで、彼を愛する人たちを悲しみから守ったのである。彼らは多くの人を救ったと言えるのではないだろうか?

参照元:YouTube