abemetallica

安倍首相は2013年9月25日に、ニューヨーク証券取引所で演説を行った。その演説の最後に驚くべきことを口にしていた。

東京オリンピックの開催が決まった日本の今と未来について、首相は世界的なロックバンド「メタリカ」の名前を出して、次のように語ったのである。

・安倍首相がメタリカを口にする

「49年前の東京オリンピックは、日本に高度成長時代をもたらしました。日本は再び、7年後に向けて、大いなる高揚感の中にあります。あたかもそれは、ヤンキー・スタジアムにメタリカの『Enter Sandman』が鳴り響くがごとくであります。もう結果は明らかです。」

・ロックの殿堂入りをはたしたモンスターバンド

メタリカとは1981年結成のロックバンドである。「スラッシュメタル四天王」の一角であり、ロックミュージックに多大な影響を与えたミュージシャンやプロデューサーに与えられる栄誉、「ロックの殿堂」入りもはたしている。

・『Enter Sandman』とは?

安倍首相が演説で触れた彼らの楽曲『Enter Sandman』は、1991年のアルバム『Metallica』(通称:ブラックアルバム)の1番目に収録されている。おどろおどろしい雰囲気のギターリフから静かに始まり、次第に演奏が激しさを増していく、サビの部分でボルテージは最高潮に達する。

・安倍首相はなぜメタリカに触れたのか

その答えは9月22日にヤンキー・スタジアムで行われた、マリアノ・リベラ投手の引退セレモニーにある。大リーグ最多セーブ記録を誇るリベラ投手が会場に入場するとき、メタリカが『Enter Sandman』を演奏していたのである。リベラ投手をたたえ、そのとき感じた興奮を呼び起こすことで、ニューヨーカー、アメリカ人の心をつかもうとしたのではないだろうか。

それにしても、安倍首相は普段からロックを聞くのだろうか? もしもそうなら、首相がおすすめするロックナンバーを聞いてみたい。

参照元:首相官邸 / スピーチ動画news.com.au(英語)、Twitter @UNIVERSAL_INTER
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▼メタリカ『Enter Sandman』(オフィシャルミュージックビデオ)

▼2013年9月22日行われたヤンキー・スタジアムでのメタリカの演奏

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