アップルの新スマホ「iPhone5s」と「iPhone5c」は、販売開始から順調に売り上げを伸ばしているようだ。販売から3日間の売上台数は2機種合わせて900万台を超えており、「5」発売時を越えているようである。
・「iOS7」で吐き気とめまい
そんななか「iOS7」について、ユーザーから嘆きの声が上がっている。このOSに備えられている「視差効果」と「ズームアニメーション」によって、乗り物酔いに似た感覚に陥り、めまいや吐き気をもよおす人がいるというのだ。あなたは大丈夫だろうか?
・苦情が続出
ユーザーが意見を投稿する、米アップルの「アップルサポートコミュニティ」にはこれらの効果によって、めまいや吐き気を感じる人が解決策を求めて投稿を行っている。以下は投稿された内容の一部である。
・iOS7 の「視差効果」「ズームアニメーション」で気分が悪くなる人々
「iOS7のズームアニメーションで吐き気と頭痛がする。iOS6に戻す方法はないのだろうか?」
「(iOS7 搭載の)端末を2分使用したら吐き気がし出した」
「目が痛い、めまいがする。iOS6 に戻すことができないのは迷惑だ」
「吐き気と頭痛がする。これらの効果がオフにするオプションを作るべきだろ」
「乗り物酔いだ、頭痛い」
「iOS7 の機能性は好きだが、こんな効果は鬱陶しいだけだ」
「iOS6 に戻す方法があるのなら教えてもらいたい」
「使ってたら慣れるだろうと思っていたが、目が全然慣れない」
「これは迷惑だ。眼精疲労と頭痛の原因になるだけ」
「iPad で iOS7 で少し使っただけで重度のめまいに襲われた。一日が台無しだ」
「強烈な吐き気に襲われて仕事にならなかった」
・「視差効果」を減らす方法
同じような内容の書き込みは、世界中から100件以上寄せられている。多くのユーザーがめまいや吐き気など、乗り物酔いに似た症状を感じているようだ。残念ながら「ズームアニメーション」をオフにする方法はないのだが、「視差効果」を減らす方法があるので、お伝えしたい。
「設定」 → 「一般」 → 「アクセシビリティ」 → 「視差効果を減らす」 → オンにする
これをすれば、モーションセンサーによる奥行感はなくなるだろう。ロック画面でパスコードを迂回できる脆弱性が見つかり、2013年9月27日に「iOS7.0.2」がリリースされたのだが、今後も気分が悪くなるという報告が続けば、次のアップデートでこれらの視覚効果をオフにする機能が加わるかもしれない。
参照元:MacRumors、Apple Support Communities(英語)
▼「視差効果を減らす」をオンにする方法。まず「設定」をタップ
▼続いて「一般」を選択
▼次に「アクセシビリティ」を選択
▼「視差効果を減らす」を選び
▼これを「オン」にする