サッカーにおいてフリーキックは、重要な得点源である。大きくカーブを描くものや強烈な弾丸シュート、近年では無回転でブレながら落ちるものなど、さまざまなバリエーションがある。
そんな中、ドイツのとある試合で、フリーキックをトリックプレーで決めたゴールがめずらしく、まるでダチョウ倶楽部のようだと話題になっているぞ。その様子は動画「Essens Verwirrspiel beim FreistoB」で確認可能だ!
・ブンデスリーガ4部での出来事
2012年9月1日に行われたロートヴァイス・エッセンとフォルトゥナ・デュッセルドルフⅡの試合で衝撃的なトリックプレーは披露された。エッセンは、1点リードの後半28分に相手ゴール前でフリーキックを得るのだが……。
・トリックプレーの詳細
まずはエッセンの6人の選手がボールを囲んでセット。誰が蹴るかわからないようにし、さらに譲り合うフェイントまでかける。どのタイミングでボールが飛んでくるのかわからず、壁を作った相手DFはおっとっと状態だ!
結局ボールを蹴ったのは、蹴る素振りを見せなかった13番のケヴィン・グルント選手。意表をつかれたキーパーは一歩も動けず、左足から放たれたボールは直接ネットへ突き刺さった。
・まるでダチョウ倶楽部
この光景を見ていると思い出すのが、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』だ。鉄板ネタである「俺がやる、俺がやる」→「じゃあ、俺がやる」→「どうぞどうぞ」さながらのシーンである。
ちなみに試合は、後半42分にデュッセルドルフⅡが1点を返すものの、エッセンが2—1で逃げ切った。決勝点を演出したこのトリックプレーの動画は、ここにきて再生数が伸びており、今後どこかで採用するチームが出てくるかもしれない。
▼ボールの周りに6人
▼後ろから走り込んだ2人が蹴るのか!?
▼どうぞどうぞどうぞ
▼じゃあ俺が……
▼ダチョウ倶楽部もビックリのトリックプレーにキーパーは動けず
▼詳しくは動画で見てみよう