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ドコモの iPhone5s はドコモでしか使えない。ソフトバンクの iPhone5s はソフトバンクでしか使えない。au の iPhone5s は au でしか使えない。だからこそ、どこのキャリアと契約するか悩むのだが、皆さんはどのキャリアを使用しているだろうか?

・一部の国で販売されている SIMロックフリー iPhone

日本の iPhone5s は契約したキャリアでしか通信できないようロックされている。そのため、例えば海外旅行時に現地キャリアの SIMカードを入れても通信できない。だが、一部の国や地域で販売されている SIMロックフリーの iPhone の場合、電波の周波数帯などの条件が合っていれば、どの国のどこのキャリアでも通信可能だ。

しかしキャリアと契約しないため割引を受けられず、購入費用がとても高額なのがネックとなる。それでも一つの iPhone で、ドコモでもソフトバンクでも使え、海外では現地キャリアの安いプランで使えるため、高額でも SIMロックフリーの iPhone を買う人がいるのである。

・販売国よって違う iPhone のモデル

iPhone は販売国・地域の電波状況にあわせて仕様が異なり、5s の場合、大きくわけて4つのモデルがある。そのうちSIMロックフリー版もあるのは、アメリカやカナダのモデルA1533、フランスなどのモデルA1457、香港などのA1530の3つのモデルだ。

モデルによってキャッチできる電波の周波数帯が異なるため、日本で使った場合、高速データ通信のLTEのエリアが狭くなるなど性能に違いが出る。日本でよく使うのであれば、日本のキャリアの電波をできるだけ多くキャッチできるものを手に入れたい。

・キャッチできる周波数帯に目を向けて選択

どのモデルがどの周波数帯をキャッチできるのか、アップル公式サイトでチェックできる。もしSIMロックフリーのiPhone5sを買う予定であれば、単にSIMロックフリーという部分だけを見ず、キャッチできる電波の周波数帯と、使いたいキャリアの電波整備状況に目を向けて購入の判断材料にしよう。

・海外版 iPhone5s には技適マークがない模様

もう一つ日本で使うのであれば、技適マークにも注目したい。技適マークは無線機器が日本の総務省によって認証されていることを示すもので、マークがないものを日本で使うと電波法違反になる可能性がある。

週間リスキーによると、パリで購入したSIMロックフリーの iPhone5s (モデルA1457)と香港のモデルA1530は、技適マークが表示されないとのことだ。また、アメリカのモデルA1533でも表示されないとの情報もあり、現時点では、海外で販売されている iPhone5s には技適マークがない可能性が高い。

・ドコモ契約のSIMでは制約がある可能性

またドコモでの利用には注意が必要だ。週間リスキーによると、ドコモの iPhone 契約した SIM を SIMロックフリーの iPhone5s に入れると、電波はキャッチするが通信できないようだ。また、通常の Xi契約の SIM では LTE で通信できなかったとも報告されている。

・SIMロックフリー iPhone5s まとめ

– SIMロックフリー版は、一部の国、地域でしか販売されていない
– 販売国、地域の電波事情に合わせた3つのモデルがある
– 仕様などの条件が合えば、どの国のどこのキャリアでも利用可能である
– キャリアからの割引を受けられず、とても高額になる
– 現時点では技適マークがなく、日本での使用は電波法違反の可能性がある
– 現時点ではドコモ契約SIMでの利用に制約がある(下記追記参照)

・記者は購入を考えているものの

SIMロックフリーの iPhone5s の購入を考えている記者はこう語る。

「前回の iPhone5 は香港版の SIMロックフリーを使用していました。今回の 5s はドコモの電波を多くキャッチできる、北米版モデルの A1533 にしようかと考えています。具体的には、公式でロックフリーのT-Mobile版にするか、隠れロックフリーの可能性がある Verizon版にするか悩んでいます。しかし現時点でドコモの SIM での利用に課題がありそうなのと、そもそも技適マークが表示されていないのは問題ですが」。

(追記 2013年9月13日)週間リスキーの続報で、各モデルのドコモ契約SIMでの挙動がまとめられている。参考にしていただきたい。アメリカのモデルA1533で LTEで通信できず、テザリングが使えないという厳しい結果も報告されている。

参照元: Apple / iPhone LTE対応状況、週間リスキー (フランス版香港版)、VC社長日記

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