donburi

2013年9月20日、人気牛丼チェーン『牛丼太郎』を経営する会社が倒産していたことが判明した。このニュースを知ったネットユーザーからは、「残念です」「悲しい」などと懐かしい味をおしむ声が続々と上がっている。

ところで皆さんは、以前、ロケットニュース24で紹介した『丼太郎(どんぶりたろう)』の存在を覚えているだろうか? 『牛丼太郎』は、2012年末に全店が閉店。だが、看板から「牛」の部分だけを取り除き『丼太郎』として営業を続けている店舗があるのだ。

『牛丼太郎』の経営業者が倒産したということは、もしや『丼太郎』にも何か影響が出るのだろうか? 気になったので、さっそく『丼太郎』代々木店に行って聞いてみた。

・250円の「牛丼 並」を注文

店内に入ると券売機があり、筆者(私)は看板メニューの「牛丼 並(250円)」を購入。この値段で、みそ汁が付いている。なお、納豆丼は200円、サラダが付いた「牛丼セット 並」は340円だ。

・『丼太郎』の存続について聞いてみた

さて、ここからが本題だ。牛丼が提供されるまでの間、カウンター越しに「牛丼太郎の経営会社が倒産したというニュースを見たのですが、丼太郎は無くなったりしませんよね?」と、店員さんに質問してみた。

・店員「関係ないですね、違う会社なんで」

その問いに対する店員さんの答えは……「関係ないですね、違う会社なんで」。なんというシンプル、なんという簡潔な返答だろう! ともかく、『丼太郎』は安泰とのことだ。よかった、本当によかった!

・ご飯が多めでツユだくの牛丼

ちなみに牛丼は、特に指定しなくても、たっぷりツユだくで提供してくれた。多めに盛られた国産の白米に、しょうゆ風味が効いた濃い目の味つけが絶妙にマッチしており、中年女子の弱った胃腸でもペロッと完食。むしろ、ほどよい満足感を得ることができた。

筆者が『丼太郎』を訪問したのは、お昼時を過ぎた午後2時ごろ。そんな中途半端な時間でも、お客さんがひっきりなしに来店し、人気ぶりがうかがえた。庶民にやさしいお店として、これからもぜひ頑張っていただきたい。

参考リンク:東京商工リサーチ
Photo:RocketNews24

▼『丼太郎』代々木店
donburi
▼券売機
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▼納豆丼はもちろん200円!
nattou
▼みそ汁つきで250円の「牛丼 並」
nami
▼これからも庶民の味方でいてほしい!
namizoom
▼しっかりした食べ応えのある牛肉
gyuu
▼納豆丼のポスターがお店の目印だ
nattou