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サッカーでは、キックオフからパスを回し、チームを落ち着かせるのが立ち上がり方として多い。が、それはあくまでオーソドックス。とある試合で、キックオフから獲物を狙う猛獣の如く相手ゴールに襲いかかったプレーが飛び出し、話題になっているぞ。

ということで、今回はその超攻撃的なキックオフを動画「RB Leipzig VS StuttGart 2 scored goal in 7 seconds」と共にご紹介したい。開始数秒でゴールまで叩き込んでしまう圧巻のプレーは必見だ!

・ドイツでの試合

2013年9月14日、ドイツのブンデスリーガ3部・RBライプツィヒ 対 VfBシュツットガルトll の試合で衝撃的な作戦は決行される。なんとハーフウェイライン上に8人の選手が並んでいる状態から試合が始まるぞ。

・超攻撃的キックオフの一部始終

攻める白のライプツィヒに対し、守る黒のシュツットガルト。超攻撃的キックオフゴールを簡潔にまとめるとこうだ……

ハーフウェイライン上の8人はキックオフと同時に相手陣内へ猛ダッシュ → DFからロングボールが前線へ → フリーの味方がヘッドで逸らす → 絶妙なスルーパス → 走り込んだ選手がセンタリング → 中央にいた選手がヘディングで叩き込みゴール! → 開始10秒で歓喜の輪

……といった流れだ。サインプレーだとしても華麗に決まりすぎており、10秒足らずの電光石火ゴールは見ていて爽快なプレーとなっている。

・ゼーマン元監督のスタイル

実はこの8人攻めは、チェコ人のゼーマン元監督が採用していたスタイルだ。イタリアの名門・ASローマなどのチームを率いたことのある名将は、超攻撃的なサッカーを好んでおり、キックオフから攻撃エンジン全開であった。

ちなみに試合は3—1でライプツィヒが勝利。キックオフでなす術なく先制点を奪われたシュツットガルトのダメージは大きかったに違いない。今後、このスタイルを採用するチームが現れるかは不明だが、意表をつくおもしろい戦術である。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼よーい……
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▼ドン!
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▼なんとゴールに繋がってしまう!

▼ゼーマン元監督のスタイルが模範!?

▼こんなキックオフゴールもある