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1枚350円のマルゲリータで一躍有名になったピッツェリア『ナポリス』のブームから始まり、いまでは牛丼チェーン大手・吉野家まで参入しようとしている、低価格ナポリピッツァレストラン。

だが、愛知県名古屋市にあるピッツェリア『ソロピッツァナポレターナ』がある限り、吉野家もナポリスも絶対に名古屋へ出店することは不可能だろう。なぜなら美味しさのレベルが違いすぎるからだ。

・世界一に選ばれたピッツァ職人の店
この『ソロピッツァナポレターナ』は、2010年度世界最優秀ピッツァ職人に選ばれ、ナポリピッツァ大使である牧島昭成さんがオーナー。つまり、まぎれもない世界一のピッツァ職人のレシピで作る、世界一のピッツァを提供できる店なのである。

・ファストフード形式で入れる気軽なお店
注文方法はお店の前やカウンターにあるメニューから、自分の好きなピッツァやナポリの惣菜を決め、料理が出来上がったら番号で呼ばれるファストフード形式のシステム。記者(私)が訪れた日も多くの来店客でにぎわっていたが、数分待っただけで注文した料理が出来上がってしまった。す、スゴい。

・1枚350円から世界一のピッツァが食べられる
気になるお値段は、トマトソース・オレガノ・ニンニクが入った『マリナーラS.T.G』とトマトソース・モッツァレラ少し・バジルが入った『マルゲリータ ポカ モッツァレラ』が350円、一般的な『マルゲリータ S.T.G.』は550円と、他の低価格ナポリピッツァ店と同じぐらい。だが、味についてはダントツとしか言いようがない。もっちり感のある香ばしく焼き上げられた生地、旨味と酸味のバランスが良いトマトソース、ベストな具材の量、どれをとっても素晴らしい。

・ぜひ食べて欲しいのは『マルゲリータ エクストラ S.T.G.』
しかしメニューのなかで絶対に食べたいのが『マルゲリータ エクストラ S.T.G.』(850円)。これはマルゲリータのモッツァレラを、高級品である水牛のモッツァレラに変えたもので、チーズのコクとミルキーさが段違い。コレが850円とは、あまりに信じられない価格である。ピッツァのコストパフォーマンスに関しても、日本一といえるだろう。

・ピッツァ職人の数とイタリアとの強い繋がりが無いと実現不可能な店
ほかの低価格ピッツェリアと比べて感じたのが、まず「ピッツァ職人が非常に多い」ということ。生地を伸ばしソースや具を次々にのせていく職人と、焼き上げる職人など工程ひとつひとつに職人がおり、物凄いスピードでピッツァを焼き上げていくということ。だが、どの工程も腕の良い職人が担当しているので、決して雑になることは無い。

そして食べてから分かったのが、「材料の品質も素晴らしい」ということ。低価格だからといって適当なものを使っているのではなく、普通のピッツェリアだったら倍の値段はすると思われる良い素材が使われていた。これはイタリアと強い繋がりを持つナポリピッツァ世界一の職人・牧島さんの店だからこそできることだろう。

・名古屋に行ったら絶対行きたいお店
ピッツァが大好き! という人は、名古屋に行ったら絶対に訪れたい名店である。今回訪れた『ソロピッツァナポレターナ 大須本店』横にも牧島さんのお店であるトラットリア『チェザリ』や、矢場にも『ソロピッツァナポレターナ 矢場店』があるので、行く場所や使用目的に合わせて使っても良いはずだ。

ナポリピッツァに詳しい、ブログ『突撃!となりのナポリピッツァ』管理人の男性によると『チェザリとソロピッツァナポレターナでは生地が違い、大須本店と矢場店では窯の温度が違うのでピッツァの味が違います」とのことだったので、今度は矢場店にも行ってみたいと思う。

参考リンク:ソロピッツァナポレターナ
Report:なかの

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