2013-09-10_163542
動物とのふれあいは子どもの成長に良い影響を与えると言われている。動物園や、水族館、自然公園はファミリーに人気のスポットだ。

野生動物を間近に見ることができる公園で、そこで思わぬ事件が起きていたことがわかった。なんと、小さな男の子がサルに襲われ、その結果、サルに睾丸を食べられてしまったというのだ。

・事件は野生のサルがいる公園で発生

事件が起きたのは中国・黔霊山(けんれいさん)公園だ。ある若い母親が、生後8カ月の息子を連れて家族で公園を訪れていた。公園を散歩中、母親は男の子のおむつが濡れていることに気づいたそうだ。そこで、周囲に異常がないことを確認し、おむつをかえようとした瞬間、悲劇は起こった。

・サルが男の子の睾丸を引きちぎる

なんと、どこからともなくサルが現れ、男の子を襲ったのだ。男の子はまだ8カ月でまだ体も弱い。サルがちょっと力をいれたそのとき、男の子の睾丸は引きちぎられ地面に落ちてしまった。騒ぎに気づいた人が睾丸をあわてて拾いに行った。だが、別のサルが突進してきて落ちていた睾丸を奪い、そのまま食べてしまったのだ。

・将来、生殖能力に影響の恐れ

男の子はすぐに病院へ救急搬送された。担当した医師によると男の子の命に別状はないそうだ。しかし、サルに奪われた右側の睾丸は、精子を精巣から尿道に運ぶ精管が断裂している状態。つまり生殖器を半分失った状態で、治癒しても、将来、生殖能力に影響を及ぼすのではないかと話している。

母親らは公園側に補償を求めているが、中国報道では、公園側の対応は冷たいものであったと報じられている。なお、事件に関して公園側は、これまでは来園者と直に触れ合ってほしいとサルを放していたとコメント。しかし、サルが人間を襲う事件が頻発しているので、今後は柵を作ることも検討するそうだ。

参照元:YouTube証券之星(中国語)
執筆:沢井メグ