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連日、高校球児たちによって熱戦が繰り広げられている甲子園。その盛り上がりに欠かせない存在といえば、名実況そして名解説だろう。小野塚康之さんや鍛冶舎巧さんなどの心に残る実況や解説を思い出す人も多いのではないか。

そこで今回は、心に残る解説者のひとりであるKKB鹿児島放送の是枝昭男さんを紹介したい。方言を全面に押し出してアツく解説する様子は、動画「KKB鹿児島放送の甲子園実況 是枝さん理解不能解説」で確認可能だ!

・ふるさと実況
動画は2006年鹿児島工業、2008年鹿児島実業の甲子園での戦いが収められているものだ。KKB鹿児島放送が中継したもので、「ふるさと実況」と呼ばれている。その名の通り地元密着型の内容で、解説は「是枝昭男さん」が担当しているぞ!

・是枝さんの解説
鹿児島高等学校出身で社会人野球の鹿児島市電でプレーしていた経験を持つ是枝さん。「桜島まで飛んでいきそうな打球」や「錦江湾の潮が満ちてきた」など鹿児島の地名を使った解説が特徴で、こってこての鹿児島弁も持ち味だ。

・ハイテンション解説
鹿児島代表が活躍すると立場を忘れてしまうこともしばしば。川平慈英氏も顔負けの「クゥ〜〜〜ッ!」という喜びを噛み締める声を上げたりするのはまだ序の口で、テンションを抑えきれずに歌を歌ってしまうことさえある。

・100%鹿児島寄り
地元放送ならではだが、とにかく地元選手をベタ褒めする。いいプレーはもちろん、どんな状況でも100%鹿児島寄りの解説だ。勝っている時のテンションは最高潮で、地元の人は一体感を味わって観戦できるぞ!

ちなみに是枝さんは解説者をすでに引退しており、今年の「ふるさと実況」は県予選までで、甲子園本大会の放送はなかった。しかし、是枝さんは変わらぬ鹿児島弁で樟南高校ナインにアツい声援を送っていたに違いない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼是枝さんのハイテンション解説

▼小野塚アナの実況

▼こちらは鍛冶舎巧さんの解説