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日本は無宗教国家と言われることが多いが、これを読んでいる方に信仰心の厚い人はいるだろうか? 人々の心の糧となり、時には争いの原因にもなる宗教は、複雑な存在でもある。そんな宗教が、2041年までに消えるのではないかという説が浮上し、話題を呼んでいる。あと28年で宗教が消えることなど本当にあるのだろうか?

・あと28年で世界は無宗教に?
生体心理学者のナイジェル・バーバー氏は、著書の執筆のため、137カ国の人々の信仰について調査した。その結果、とりわけ先進国で宗教を信仰する人は、2041年までにかなりの少数派になるのではないかと提唱している。

・宗教消滅にかかる年月の計算法
信者が多い発展途上国が、日本やスウェーデンのような無神論者が多数を占める先進国へ転身する年月は、計算可能だという。

バーバー氏は著書のなかで、各国の信者の数と、国内総生産、人間開発指数(生活の質や発展度合いを示す指標)を計算することで、宗教消滅にかかる期間を推計できると述べている。そして平均的にほとんどの国が、あと28年で無宗教化するのではないかとの見方を強めている。

・宗教に代わるもの
昔の人々は、疫病や天災などによる不安や試練で、心の拠りどころとなる超然的な存在を必要としていた。しかし現代は、、医学の進歩や経済の安定、福祉の充実などで不安が減少し、宗教に頼らなくてもよくなってきている。

そのため、先進国では物質的に豊かになるにつれて、無神論者が急増しているそうだ。また、スポーツや娯楽などにより、宗教は人々の生活から締め出される状態に陥っている。

宗教は信仰心だけでなく、それにまつわる貴重な文化を数多く残してきている。例え信仰心がすたれていってしまっても、そういった遺産や文化は、これからもずっと継承され続けてほしいものだ。

参照元:Mail Online(英文)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.