goalkeeper

ゴールキーパーは手を使うことのできる唯一のポジションだ。サッカーのルールに詳しくない人でも知っていることで、それがペナルティエリア内だけに限られているということも常識の範囲である。

そんなチームの最後の砦となるキーパーだが、とある試合の電光石火で退場処分になったプレーがあまりにヒドいと話題になっている。その退場劇の様子は動画「Orgryte – Hammarby Peter Abrahamsson hjarnslapp」で確認できるぞ!

・一体全体、何があったのか!?
事件は7月30日に行われたスウェーデン2部のエルグリーテ対ハンマルビーの試合で起きた。キックオフ直後に蹴り出されたロングボールは、エルグリーテ所属GKのピーター・アブラハムソン選手とボールを追いかける相手FW選手の間へ……とその直後だった!

アブラハムソン選手はペナルティエリアを大きく飛び出してボールをパンチング! 当然反則であり、決定機を故意に防いだということで主審はレッドカードを提示。即座にアブラハムソン選手を退場処分とした。彼は「何かあったのか!?」としらばっくれようとするが、時すでに遅しだ。

・監督は激おこ
後悔しつつもなにかを悟ったかのように引き上げるアブラハムソン選手だが、チームは試合開始44秒で守護神を失い、10人で戦う羽目に……。数的不利はもちろん、フィールドプレーヤーも交代せざるを得なかったエルグリーテは結局0ー3で敗れたのだった。交代時に監督の顔が怒りに満ちているのも納得である。

この退場劇に対してネットユーザーたちは

「出過ぎww」
「スウェーデンのGKまじわらったw」
「何やってんだコイツwwwwww」
「癖って怖い」
「カーンのもそうだけど、とっさに手が出ちゃうんだろうなあw」

などとコメントしている。癖でつい手が出てしまったのだろうが、試合終了間際の決定的なシーンならまだしも、開始直後でするプレーとしてはあまりに軽卒でリスクが高すぎたか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼試合開始44秒での退場劇

▼カーン選手のパンチングゴール!(もちろん反則)