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セミの鳴き声……そして白球を打ち返す金属バットの音……そう、すぐそこには甲子園が待っている! 7月31日に地方大会を勝ち抜いた出場校49校が出揃い、あとは8月8日の開幕を待つだけとなった。

さまざまな伝説やドラマが生まれる甲子園。今年も新たな1ページが歴史に刻まれるだろう。そこで今回は、主役になると思われる済美高校・安楽智大投手を動画と共に紹介したい。桐光学園・松井裕樹投手が去った今、彼の熱投が2013年の甲子園を沸かせる!

・安楽投手とは
1996年11月4日生まれの愛媛県済美高校の2年生。身長187センチ、体重85キロと恵まれた体格から繰り出される豪速球は1年生の時から150キロを超えていた。バッティングも非凡なものがあり、4番を務めることもある。今年のドラフトに参加しても1位指名されるという声もあるほどの逸材だ。

・春のセンバツ
安楽投手の名が一躍広まったのは、春のセンバツ大会。2年生投手でセンバツ史上初の150キロ超え、さらには152キロまでもマークしたからだ。3連投を含む5試合46回、772球を投げたのも記憶に新しい。決勝では埼玉の浦和学院に大敗したものの、その投球は頭ひとつ抜けていた。

・甲子園最速記録
春で152キロをマークした安楽投手だが、その成長はまだまだ止まらない。夏の県予選では、初戦の帝京五戦で153キロ、準決勝の川之江戦で157キロを計測した。甲子園最速は、2007年に仙台育英の佐藤由規投手(現ヤクルト)が155キロを記録しているが、今夏でその記録が更新されるかもしれない。

・安楽投手が甲子園出場を決めたことに対するネットユーザーの声

「MAX157キロの安楽智大は要チェックやで!」
「安楽は何キロ出すだろう?甲子園早く始まらないかな」
「甲子園、済美の安楽楽しみだな〜」
「今年の甲子園、話題は安楽くんの独壇場やろな(笑)」
「ダイナミックで躍動感溢れる投球フォーム。そんな怪物がまた甲子園で見れるのか。安楽智大。」

といったように安楽投手の活躍や球速を楽しみにしている声が多数あった。また一方で、センバツで尽きてしまったスタミナを心配する声や、投げすぎて潰れてしまわないかと心配する声も多く見られた。

ちなみに甲子園の組み合わせ抽選会は8月5日の16時から行われる。高校球児たちのアツい戦い、そして甲子園最速記録の更新が期待できる安楽投手のピッチングに注目したい。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼高校2年生で154キロ!

▼即更新して157キロ!怪物だ!

▼こちらは1年生の時の投球