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アメリカはステーキやピザ、ハンバーガーにチーズなど、ウマイものがたくさんある素晴らしい国である。記者(私)なんかは、年に3度はアメリカに行く、アメリカ大好きっ子なのだが、実際アメリカに行ってガッカリすることがあるのも事実。ということで今回は、「日本人記者がアメリカに行ってガッカリしたこと11」をお伝えしたい。

1、ホテルの水回りが悪い
ホテルだけじゃないが、アメリカは水回りが悪い。水の勢いが強くなったり、弱くなったり、突然熱湯が出ることもある。そんなある日、ニューヨークのある高級ホテルに泊まった。そして、チェックアウト当日、シャワーを浴びようとしたのだが、熱湯しか出ない。ホテルのスタッフに電話したが「ボイラーをチェックしてみたが、ちょっとわからない」とのこと。そしてギリギリまで様子を見て、チェックアウト15分前にようやく水が出た。日本でもたまにあるが、アメリカの水回りは本当にヒドイと思う。

2、ラーメン屋でもチップを払う
アメリカでは、ラーメン屋でもチップを払う(接客式の場合)。日本では考えられないことだ。ラーメンというのはファーストフードであり、安い、早い、ウマイがウリである。最近は変わってきているのかもしれないが……。したがって私はアメリカでラーメンを食べると、いつも違和感を覚えてしまう。

3、スーパーで長蛇の列ができているのに、客は店員とおしゃべり
スーパーのレジで並んでいる時、先頭の客がスタッフとずっとおしゃべりをしている。私の後ろにも行列が出来ているのだが、2人とも全く気にしない。なぜ、こんなにマイペースなのだろうか? ちなみに、レジが数台あるスーパーで、1台のレジに客が集中している時がある。だが、他のスタッフは他のレジを空けようとしない。一体なぜなのだろうか……。

4、綿棒のクオリティーが低い
本当にアメリカの綿棒はクオリティーが低い。例えば、アメリカの綿棒は綿(ワタ)がすぐ剥がれてしまったり、綿が大きすぎて耳の中に残ってしまったりする。よって私は日本で綿棒を購入し、アメリカに持っていく。日本以上の綿棒はアメリカでは手に入らないから。

5、ニューヨークのタクシー運転手がわがまま
客が多いから仕方ないのかもしれないが、ニューヨークのタクシーは結構ヒドイ。行き先を告げると「そこには行きたくない!」とか「距離が近すぎるとか!」とか、とてもわがままを言う。まるで、日本のバブル時代のようである。

6、タバコが高い
日本はだいたい一箱400円〜500円だが、アメリカはその倍はする。「がっかり」とはいえないかもしれないが、ちょっと高すぎる。よってタバコも日本で買ってアメリカに持っていく。

7、ロストバゲージ(荷物の紛失)にあった
ユナイテッド航空を使って、ロサンゼルスからサンディエゴまで行ったときの話だ。サンディエゴの空港に着くと私のスーツケースがない。そう私のスーツケースは、エクアドルに行ってしまったというのだ。なんてこった! たった45分のフライトでロストバゲージにあってしまったのだ。結局、荷物は4日後に届けられた。みなさんも飛行時間が短時間だからといって油断は禁物だ。

8、ホテルに歯ブラシがない
もちろんあるところにはあるだろう。だが、私が今まで宿泊したホテルには歯ブラシがなかった。日本のホテルには必ず歯ブラシがあるし、最近では、化粧水、洗顔剤、乳液など、そのほとんどを揃えているビジネスホテルもある。できれば、歯ブラシくらいは置いてほしいものである。

9、部屋が暗すぎる
とにかくホテルの部屋から、飲み屋から、アパートの部屋までとても暗い。ホテルなんかはほとんどが間接照明で、天井に明かりがない。ちなみに日本では、天井に明かりが付いているし、ホテルの部屋も明るい。もちろん居酒屋などは暗いところがあるがそれは一部である。もしかすると西洋人は明るさに弱いのだろうか。日本人は太陽の中でも、サングラスなくても大丈夫だし……。

10、ニューヨークはトイレが少ない
特にニューヨークに行くと思うことがある。それは、トイレが少ないこと。地下鉄の駅にはトイレはないし、カフェなどもあって1つ(男女兼用)しか設置されていない。店員さんに鍵をもらって入るタイプのトイレはあるが、それはそれで面倒だ。なぜこんなにトイレが少ないのだろうか。なお私はニューヨークを観光する際、必ずウェットティッシュを持参している。なぜならトイレが少ないため、何かあった時、すぐに手が洗えないからだ。

11、ホテルに自販機がない
これもいつも思うことだが、たいていのホテルに自販機がない(もちろんあるホテルもある)。自販機を設置すれば、多少高い値段でも買うんだけどなぁ……。

Report:Yoshio
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