kazokuudon11

手軽においしいうどんを食べられるお店として、親しまれている『丸亀製麺』。頻繁に利用するという人も多いかもしれないのだが、同チェーンに「メガ盛り」というにふさわしいメニューがあるのをご存じだろうか?

・風呂桶かと思うほどデカい桶
そのメニューとは「家族うどん」だ。このメニューは通常の釜揚げうどん用の桶(おけ)よりも、はるかにデカい桶で提供される。実際にオーダーしてみると、何この桶? 風呂桶だろ(笑)と、笑いが出てしまうほどデカいのだ!

・郊外型店舗のみのメニュー
このメニュー、実は郊外型の店舗でしか取扱いがない。したがって、ビルのテナントとして出店しているお店では、オーダーができないのである。

・家族うどんはデカすぎてトレーに載らない
記者(私)は埼玉県のとある店舗に足を運び、実際にオーダーした。丸亀製麺では、オーダーする際にトレーを持ち、カウンターで「○○ください!」とお願いして、麺を茹でてもらう。しかし家族うどんは、トレーに載らないばかりか、麺の量が多いために茹で上がるのに時間がかかる。したがって「家族うどんください!」とオーダーすると、番号札を渡されて席で待つことになる。

・直径約60センチの桶
10分前後時間がかかるとのことで、席で待っていると、直径約60センチの大きな桶がやってきた。しかもなかにはうどんがいっぱいだ。うっひょーッ! デカすぎだろコレ!? と驚いているのも束の間、すぐに食べにかからないと大変なことになる。

・麺が湯を吸ってどんどん伸びる!
なぜ大変になるかというと、麺が桶の湯を吸って、どんどん麺が伸びていくからだ。見ている間にも、麺が膨張している様子をうかがうことができる。これはヤバイ! 早く食べ進めないと、麺が伸びて量が増える一方だ。早く食わないとッ! ところが容易に食べ進めることができないのだ! なぜだッ!?

・熱い湯気がクセモノだ
桶に顔を近づけると、立ち上る湯気がものすごく熱い。しかも麺一本一本がとても長いので、うまくつゆの入った器に麺をとれないのだ。そのうち麺がツルリと箸から抜けて、桶のなかにバシャッ! と滑り落ち、飛沫(しぶき)が手にはねる始末。思った以上にスムーズに食べられない。

・薬味や天ぷらで味にバリエーションを
とにかく少しずつ麺を取って、食べ進めることになる。そうしているうちに、麺は本当に伸びきってしまう。本来は家族や仲間と取り分けるのが、この家族うどんの醍醐味だろう。どうしても一人で食べることになった場合には、ネギやしょうが、天かすなどの薬味を駆使して、食べ進めると良いだろう。また場合によっては別途天ぷらをオーダーして、味のバリエーションを楽しもう。

・やけどに注意しろ
ちなみに家族うどんは釜揚げ(並)6人前あるという。記者はあと1.5人前というところで断念し、同行したYoshio氏に食べてもらった。食に自信のある方は、一度試してみてはいかがだろうか。とにかく熱いので、やけどには十分に注意して頂きたい。

Report:ほぼ津田さん(佐藤)
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼とある郊外型店舗には、小麦粉が積まれていた
kazokuudon2

▼家族うどんをオーダーすると、番号札を渡される。茹で時間は約10分とのこと
kazokuudon3

▼こちらは普通の釜揚げうどん
kazokuudon4

▼そしてこちらが家族うどん、デカい!
kazokuudon5
kazokuudon6

▼普通の釜揚げうどんと比べると、大きさは一目瞭然。普通のが麺つゆサイズに見える
kazokuudon7
kazokuudon10
kazokuudon1
kazokuudon9

▼とにかく急いで食わないと、どんどん麺が伸びる
kazokuudon11
kazokuudon12
kazokuudon13
kazokuudon14

▼とにかく食う!
kazokuudon16
kazokuudon17
kazokuudon18

▼どんどん食う!
kazokuudon19
kazokuudon21

▼どんどん食う!!
kazokuudon22

▼どんどん食うーー!!!!
kazokuudon23

▼一人では食べきれず、二人がかりで完食した
kazokuudon24

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]