2013-07-03_210102
尖閣諸島問題で、元総理大臣の鳩山由紀夫氏が「中国の立場から言うと日本に尖閣諸島を盗まれたと思っても仕方がない」と発言し問題視されている。しかし、鳩山氏は依然として、懲りずにまたまた、「尖閣諸島には領土問題が存在する。日本政府は認めるべき」という旨を中国メディアに話していることが判明した。

この一連の発言は「中国に武力行使の口実を与えるのでは?」と日本国民から批判の声が殺到しているが、ジャーナリストの青山繁晴氏が鳩山氏に「外患罪」が適用できる可能性があることを指摘していたことがわかった。外患罪とは売国行為に対する罪のこと。適用されれば即死刑である。

・売国行為で逮捕の可能性?

これは青山氏が、あるラジオ番組で話したものである。青山氏は番組内で、鳩山氏の今回の行為は刑法81条~89条にある「外患罪」で逮捕できる可能性があると話している。外患罪とは、外国と通じてその外国に日本に対し武力行使させるという罪で、平たくいうと売国行為のことだ。

・外患罪は死刑

外患罪は適用されると死刑になる。「最高刑」が死刑ではなく、即、死刑。条文にははっきりと「死刑に処する」と記されている。また、未遂であっても罰せられるそうだ。あまりにも厳しく、また訴訟になること事態が戦争を引き起こす可能性もあるというデリケートな問題であるため、判例はいまだにないという。

・鳩山氏は依然として「盗まれても仕方がない」「領土問題を認めるべき」発言

「売国行為」や「死刑」と、ショッキングな言葉が並ぶ一方で、鳩山由紀夫氏は依然として「盗まれたと思われても仕方がない」という発言を中国メディアや講演会など様々な場所で行っているそうだ。

また、日本政府は尖閣諸島は固有の領土であり、領土問題はないとしているにも関わらず、「日本政府は領土問題を認めるべき」という主張も各所で続けている。

さらに2013年7月2日に中国のニュース番組では鳩山氏が「日本の政府が早く正しい道を見出していけるように」、「不況により国民は自信を喪失。そういうときに強い言葉を言う政治家が好まれてしまう」などと語っている様子が放送された。

鳩山氏の発言には多くの国民が驚いただろう。これらの発言が悪い事態を招かなければ良いのだが……あなたはどう思うだろうか?

参照元:CCTV

▼7月2日に中国で放送された鳩山氏の発言

▼「日本が尖閣を盗んだと思われても仕方がない」と発言したインタビュー

▼青山氏の指摘