2013-06-18_161254
「中国と仕事をするとやたら時間がかかる」、「仕事の進め方がかみ合わない」……対中国ビジネスシーンでこんな言葉を聞いたことはないだろうか。実際に経験をしたことがある人もいるかもしれないが、そんな一幕を映したかのような動画が話題となっている。

空港で働くある中国の労働者を映し出したものだが、仕事の効率の悪さがハンパない! 思わず手を出したくなっちゃうレベルなのである。

場所は、広東省の広州空港だ。動画の投稿者によると、飛行機に乗り込んだ際、ふと窓の外を見たら荷物の積み込みがされていたという。だがその積み込みがハンパなかった!

中国人と見られるスタッフがダンボール箱を2~3個かかえたかと思うと、ベルトコンベアに向かってポイッ! 再び数個かかえてポイッ! と、投げ込んでいる。時に汗をぬぐって働く男。これこそあるべき労働者の姿か……に見えたが、そうはいかなかった!

ベルトコンベアには柵がなかったのだ! 勢いよく投げられたダンボールはベルトコンベアの脇からボロボロと地面に落ちている。

スタッフはそんなことは気にせずどんどん投げ込んでいく。結局、合計80個あまりの荷物をベルトコンベアに向けて投げていたが、その大半が落ちて山のようになっていた。とはいえ、荷物は全て飛行機に載せなければならない。見かねた同僚が下りてきて、結局2人でひとつひとつベルトコンベアに載せて、飛行機に荷物を送るハメに。一体、何のコントだよ!?

この動画にネットユーザーは

「あはははは」
「箱がハネすぎ。ゴムでもまいてあるのかも」
「中身は大丈夫なの?」
「仕事効率とか考えたことあるのかな(笑)」
「二度手間だ」
「これが中国製品が粗悪な理由なのかも!?」
「これって労働者が仕事に満足していないってことだよね」

などとコメントしている。

確かに自分で投げたものをまた拾ってベルトコンベアに載せなおすなんて二度手間もいいところだ。仕事効率をあげるというのは「いかにムダなく楽に仕事をするか」ということである。変にサボったり、適当にやると却って仕事が増える。そんなことを教えてくれる動画なのかもしれない。

参照元: YouTube
執筆:沢井メグ