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飛行機内のネット環境は年々向上しています。もはやビジネスマンにとって「機内でもパソコンを使って仕事」は当り前。

でも、そんな「移動時間も無駄にしたくない」ワーカホリックな方は要注意かもしれません。仕事どころか、「飛行中は大切な決断は避けた方が良い」という説がイギリスのニュースサイトに掲載され、話題を呼んでいるんです。

その根拠は、気圧と脳の働きの関係。どういうことかというと、高度が上がれば気圧が下がります。そのため「飛行中の機内では、脳が使える酸素量が地上より減り、十分に頭が働かない状態」になっているのだそう。

航空関係医学の専門家、ロンドン大学のデヴィッド・グラッドウェル教授によれば、「人は外気8000フィート(約2400m)で学習能力が妨げられる」とか。気圧調整がされる飛行機内では、高度4万フィート(約1万2000m)がこれに当たります。

たしかに気圧の変化を感じるし少しぼーっともしますが、まさか脳にそんな影響があったなんて……。もちろん、ものすごく活動が低下している訳ではないので、「十分に慣れた作業」には、さほど影響しないと考えられています。

「例えばクロスワード・パズル。いつもやっている人なら機上でもほぼ問題ないでしょう。でも慣れない人がチャレンジすれば、結果は劣ることになるはずです。いずれにせよ、仕事や大切な決断は避けた方が無難ですよ。」

なるほど、これはお酒でも飲んでリラックス、体を休めた方が生産的かもしれませんね。でも、「命を預けてるパイロットたちはどうなの!? 」と心配するなかれ。ふだんから地上で厳しい訓練を積んでいるから大丈夫なのです。

ちなみに、機内の気圧変化でよく心配されるのが ”静脈血栓塞栓症”、いわゆる ”エコノミークラス症候群” ですが、これは全然心配いらないとのこと。教授によれば、末期がん患者や血栓症を起こしやすい人でなければ、非常にまれなんだそうです。

寄稿:Pouch
参照元:dailymail.co.uk