The giant spider crab sloughed off old skinth_

脚がメッチャ長い巨大カニといえば「タカアシガニ」だ。生息地は日本近海の海深く。世界最大の節足動物であり、種としても非常に古いことから「生きている化石」とも呼ばれている。もちろん食べても美味しいぞ!

そんな脚の長いタカアシガニが、どのように脱皮をするのかご存知だろうか? その答えは、新江ノ島水族館が撮影した動画「タカアシガニの脱皮6時間全記録!」を見れば一目瞭然だ。

・「早く脱ぎたいなぁ」
パッと見、普通のタカアシガニだが、甲羅の縁をよく見ると、新しい甲羅がチラリと見える。「早く脱ぎたいなぁ」とばかりにモゾモゾと落ち着かないように動きまわるタカアシガニ。そして……!

動画再生時間 0:45 あたりで、本格的な脱皮体勢に入るタカアシガニさん。ブニュ……ブニュ……と何やら赤っぽい塊(かたまり)が出てきたと思ったその直後!

・「よいしょ、よいしょ……よっこらしょ!」
まるで小さい洋服から腕を抜き出すがごとく、「よいしょ、よいしょ……よっこらしょ!」とばかりに、なんと長い長い脚もズボッと出てきたのである! 昔の甲羅は、完全に「脱ぎ捨てた洋服」状態だ!!

そ、そうだったのか……完全に脱ぐのか! これはちょっと予想外!! なお、脱皮後のタカアシガニに触ってみると、ソフトクラブのような柔らかさだったとのことだ。

参照元:YouTube
執筆:GO羽鳥
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▼0:45〜に注目! 脱皮後はダブルタカアシガニ状態に!!

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