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2009年に、日本初上陸を果たした米国ブランド「Abercrombie & Fitch」、通称「アバクロ」。有名人たちから支持されていたこともあり、オープン当初から日本でも人気が高かった。だが実は、差別主義的ともとれるポリシーやCEOの度重なる暴言などにより、海外ではこれまでに幾度となく訴えられているアパレルブランドなのをご存じだろうか。

つい先日も、アバクロのCEOマイク・ジェフリーズ氏が、「太った人にはうちの店で買い物してほしくない。アバクロが求めているのは細くて美しい人だけだ」との発言をし、物議を醸した。これを受けて、ひとりの男性がアバクロに抗議するためある行動に出たのだが、その様子を撮影した動画が現在大きな反響を呼んでいるのだ。

抗議をしたのは、映像作家のグレッグ・カーバー氏。彼は、リサイクルショップで同ブランドの商品を大量に購入し、それをホームレスの人々に配って歩いた。さらに、動画内では「みんなもクローゼットの中にアバクロの服を見つけたら、ホームレスの人々に寄付してFacebookやTwitterでシェアしよう」と呼びかけている。

彼がホームレスの人への寄付を思いついたのには訳がある。実は、過去に「ブランドイメージを悪くしないように、不良品や売れ残り品は貧しい人々に寄付せず燃やす」というアバクロの方針が報道された経緯があるのだ。そのときも米国内では物議を醸しており、カーバー氏はここから抗議活動のヒントを得たようだ。

動画は大きな反響を呼び、公開から5日で再生回数550万回を超えた。これまで、従業員に対する人種差別的対応や自閉症の客に対する差別などで何度も批判されてきたアバクロなだけに、カーバー氏の行動に対して「よくやった!」と支持する人々からのコメントが目立つ。だが、なかには「アバクロのCEOと同じように彼もホームレスの人を馬鹿にしているのでは」との意見もみられる。

賛否両論を巻き起こしているカーバー氏の抗議活動、みなさんはどのように感じただろうか。

参照元:YouTube gkarberMail Online(英文)

▼「美しい客だけ」発言のアバクロCEOジェフリーズ氏(左)。ちなみに、右は映画『Back to the Future Part 2』の年老いたビフ

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