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ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活を描いた人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。

アメリカだけでなく日本でも人気の同作だが、その原作者のTwitterアカウントがハッキングされてしまったそうだ。しかも新作の原稿も流出するという事態になっているという。

・2013年5月6日にのっとられる!
ハッキングされたのは、『セックス・アンド・ザ・シティ』の原作者でニューヨーク在住のライターのキャンディス・ブッシュネルさんのTwitterアカウントだ。現地メディアによるとのっとられたのは2013年5月6日のことだという。

キャンディスさんは日頃、Twitterで日々の出来事をつぶやいているのだが、現地時間2013年5月6日に本人のアカウントで突如、「ここで私の最新作『Killing Monica』の冒頭50ページを読むことができます! 皆さん楽しんでくださいね!」とツイート。

公式アカウントだけにプロモーションの一環にも見えたが、実はこれはキャンディスさん本人のつぶやきではなく、何者かが彼女のアカウントをのっとって行ったことなのである。

・原稿だけではなくメールや写真まで!
アカウントがのっとられている間、新作の書籍の原稿50ページ分がGoogle Driveに公開されただけでなく、キャンディスさんと編集者とのメールやりとりや個人的な写真なども公開されてしまったそうだ。

キャンディスさんのアカウントをのっとったのは「Guccifer」を名乗るハッカーだと見られている。「Guccifer」は以前、ブッシュ元・前米大統領親子の一家のメールアカウントをハッキングし、写真や住所、電話番号を含む個人情報を公開したとされている人物である。

・ネット上から完全に消し去るのは難しい
なお、「Guccifer」がツイートしたとされるつぶやきはすでに削除されているそうだ。だが一度、ネット上に出てしまったものは別のユーザーがコピーをしている可能性が高く、ネット上から完全に消し去るのは難しいと考えられる。

キャンディスさんの新作はどうなるのだろうか。もしお蔵入りになってしまったら、ファンにとってはこれ以上に残念なことはないだろう。

参照元:Twitter @CandaceBushnellGawker(英語)

▼こちらが流出したというメール画像

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▼「Guccifer」の署名が入っている

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