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【検証】ニンテンドー3DSで遊んでいる皆さん。「もっと大きな画面で遊んでみたい」と思ったことはないでしょうか? 大画面モニターで3Dゲームを遊べたら良いと思ったことはありませんか?

以前の記事でご紹介した、ニンテンドー3DSの画面をモニターに映せる『偽トロキャプチャ』。それでその願いが叶うかもしれません。実際に試したところ、想像した以上に3Dな映像を楽しめたのです!

・アナグリフ式で立体視
まず用意しなければいけないものがあります。それは、アナグリフ方式の3D映像を楽しむために必要な赤青フィルムメガネです。アナグリフ方式の3Dとは、左右異なる角度から映像を赤と青の光で重ねて再生するもの。立体視表現のひとつで、赤青フィルムのメガネで映像を見ると画面から飛び出して見えます。

・アナグリフ式のメガネはあまり売っていない
立体視が普及し始めた当初、赤と青のフィルムの入ったメガネは比較的容易に購入することが可能でした。ところが最近のテレビは、3Dアクティブシャッター方式を採用しており、アナグリフ式のメガネはあまり販売していません。

・アナグリフ式のメガネを自作
メガネの購入は容易ではありませんが、焦ることはありません。自作することが可能だからです。文房具店でカラーフィルム(赤と青)を購入し、メガネに張り付ければ良いからです。できるだけ広い範囲でフィルムを切り取り、メガネに貼りつけてください。貼り付けるフィルムが小さいと、フィルムの隙間が生まれて見づらくなるからです。

・偽トロキャプチャで3D表示
メガネの準備ができたら、パソコンで『偽トロキャプチャ』のビューアーソフトを起動します。画面上部の項目から3Dモードを選択。3Dモードのなかから「Anaglyph」(アナグリフ)を選びます。

・キャリブレーションで微調整
見づらいなと思ったら、画面上部の項目「設定」からキャリブレーションを選択します。上下左右を微調整し、もっとも見やすい状態を作ってください。ちなみに、通常表示(2D)だと、等倍調整二倍がもっとも見やすいようでしたが、3Dの場合は「全画面表示」が見やすいようです。画面が小さいと目が疲れると記者(私)は感じました。

・適度に休憩をとる
体験した感想ですが、立体視は比較的ストレスなく体感できます。しかし長時間画面を見ていると目が疲れてしまいます。場合によっては、ちょっと気分が悪くなる可能性もあります。ですので適度に休憩をとって画面を見ることをおすすめします。また『偽トロキャプチャ』をパソコンにインストールする場合は、あくまでも自己責任でおこなってください。

Report;フードクイーン佐藤

▼ アナグリフ式のメガネがない場合、赤と青のカラーフィルムを準備しますnisetoro24

▼ フィルムをメガネに貼り付けます。伊達メガネであればベストnisetoro25

▼ フィルムを貼りつけたメガネをかけるとこんな感じnisetoro26

▼ 次に偽トロキャプチャのビューアを3D表示にしますnisetoro23

▼ 間違えないようにして頂きたいのは、起動するビューアです。3種のビューアが同梱になっているので、最新のバージョンのビューアを起動してくださいnisetoro21

▼ 3Dモードの「Anaglyph」を選択します。先のメガネで画面を見ると立体視できているはずですnisetoro22

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▼ これが通常表示の画面nisetoro28

▼ こちらがアナグリフの画面nisetoro29

▼ 左右並べるとよりわかりやすいと思いますnisetoro30

▼ もっとシンプルな画面で比較。こちらが通常表示nisetoro31

▼ こちらがアナグリフです。背景に赤と青の色彩が確認できますnisetoro32