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埼玉県の一部地域では、『珍來総本店』という、地元住民に熱烈な人気を誇る中華食堂チェーンが存在する。

もちろん味は美味しいのだが、もうひとつ大きな支持される理由がある。それは、「高校新卒の正社員」を多く採用しているからだ。

 ・アルバイトはあまりいない
チェーン店で働く若者というとアルバイトが多いというイメージがあるが、珍來ではほとんどの場合正社員で採用するという。

 ・若者の独立を徹底支援
珍來で配られているチラシを見てみると、18歳の若いうちから徹底的にノウハウを教え、「人在」から「人材」、最終的には「人財」になるまで、必要な技術を身につけて自分の店を持つための独立を支援しているそうだ。

 ・独立に必要なのはお金だけではない
もちろん自分のお店を持つにはお金も必要だが、何より飲食店を経営するのに必要なのは技術である。よくあるオーナー制度だとお金を出せば店を開くことができるが、本部がダメになるとどうしようもない。だが、前もって技術を身につけることができればいざというときも自分の力でなんとかできるのだ。

 ・店によって味が違う
メニュー表にも書いてあるのだが、珍來はお店ごとに味が違うらしい。なぜなら料理人ひとりひとりが美味しいと思った調理法で客に料理を提供しているので、お店によって違った味が楽しめるというわけである。本店の味を必ず守らなければならないというわけではなく、巣立って独立した料理人に任せられるというところも、きちんとした技術を身に付けられるからということだろう。

 ・どの料理も「幸せを感じる味」
もちろん定食すべて1000円しない大衆的な値段なので、高級料理を食べたときのような感動はない。だが、チャーハンやラーメン、餃子を食べたいと思い珍來に足を運べば、「食べたかったのはまさにこの味だよ!」と思える幸せを感じる味に出会うことができるだろう。

 ・営業時間も長い
多くの珍來が朝11時から深夜4時まで営業しているので、深夜に働く人やドライバーのオアシスにもなっている。現在も千葉県や東京都に多数のれんわけをしているお店があるようだが、これからも変わらずに皆を幸せにするお店であって欲しいと思った。

Report:なかの

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