水を含んだタオルや雑巾をギュギュッと絞ると、ボタボタと水がしたたり落ちる。なぜ落ちるのか。もちろん重力があるからだ! それでは無重力状態だったらどうなるのか!?
ということで今回ご紹介したいのは、宇宙空間で水を含んだタオルをギュギュッと絞ってみた映像「Wringing out Water on the ISS – for Science!」である!
この濡れタオル実験を行ったのはCSAことカナダ宇宙庁だ。実験場所はISSこと国際宇宙ステーション。カラカラに乾いたタオルに、水を含ませジュンジュンにする。そしてギュッと絞ってみると……
なんというかゲル状! ゼリーのような液体がタオルにまとわりついたままになっているのだ!
絞れば絞るほど手にもゲル状の液体はまとわりついてくる。手が透明なスライムに覆われているような感じにもなっている。ほうほう、こうなるのか……。いずれにしても、水はしたたり落ちない。なぜ落ちないのか。もちろん無重力だからである!
▼こうなるのか!