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チェルノブイリ原子力発電所には、いまも廃炉やシェルター建築などのため原発職員たちが働いている。メルトダウンした原発から30キロ圏内はウクライナ非常事態省が管理しており、許可なく出入りすることはできない。

・原発職員や研究者のための食堂
そのため、ほとんどの職員が30キロ圏内の寮で寝泊まりし、仕事を続けている。食事は原発職員や研究者のための食堂で提供され、30キロ圏内にいくつか食堂が存在する(10キロ圏内にもある)。今回は、職員用の食堂に出向き、実際に料理を食べつつ食堂を徹底取材してみた。

・チケットが支給される
原発職員は、定期的に料理と交換できるチケットが支給される。チケットを食堂のおばちゃんに渡すことで、一食分の料理を食べることができるのだ。チケットには番号がスタンプされており、誰がチケットを利用して食べたのかわかるようになっているようだ。

・プレートに食べたい料理を載せていく
料理は定職のようにまとめて出されるのではなく、プレートに食べたい料理を自分でどんどん載せていく形式だ。どの料理も素朴で絶品。そのためなのか、たいていすべての料理を載せていくようである。

・基本料理とメインディッシュ
基本の料理はニンジンのスライス、ビーツのサラダ、グリンピース、ゆで卵など。そこにメインディッシュとして、日替わりの料理がつく。筆者(私)は2日間にわたって4回ほど食堂の料理を食べたが、何度食べても基本の料理に飽きることがなかった。きっと、食材の味を生かす調味料の使い方をしているからだろう。とても素朴で味わい深いのだ。

・味付けが濃くない
4回ほど食事をして「しょっぱい!!」と感じたのはトマト漬け(トマトを固形のままじっくり漬けたもの)のみ。豚肉の煮込みも、白身魚のグラタンも、ボルシチも、ピクルスのサラダも、どれもほどよい塩加減で絶妙。本当はおかわりしたかったが、太るのでやめておいた。

・美味しいのには理由がある
料理がおいしいのには理由がある。もちろんおばちゃんの腕が良いのは当然だが、職員はその理由をこう語っていた。「食堂スタッフも原発職員も、事故が発生してからずっと一生懸命頑張って働いて、状況を良くしようと熱意を注いできています。だから食堂のスタッフたちは、美味しい料理を作って原発職員に喜んでほしいと思ってて、料理の研究をしつつ腕をあげてきているんです。そうしながら、27年以上ここで料理を出し続けているわけです。美味しくならないはずがありません」。

・ウクライナへの行き方
首都キエフまでの直行便がないため、パリやフランクフルト、ローマ、アムステルダムなどを経由して行くことになる。成田空港からはANAやアリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空、その他多くの航空会社で移動可能。鉄道ではベルリンからワルシャワ経由、北京からモスクワ経由で行くことも可能である。2013年4月現在、日本国籍の場合ビザは必要ない。

Report: Kuzo.

▼食堂はチェルノブイリ付近に数軒ある
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▼食堂には人体に放射性物質が付着していないかチェックするゲートもある
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▼時間によってはガラガラのときもある
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▼広間ではなくて別室で食べることもできる
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▼これが食事と交換できるチケット。定期的に職員に渡される
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