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即席ラーメン界のキング・オブ・キングといえば、『サッポロ一番』シリーズであると断言する人も多いだろう。「塩味」も「しょうゆ味」も「みそ味」も……どいつもこいつもマジで美味い。いわば『サッポロ一番』シリーズは、スター選手が3人揃った最強トリオのようなものである。

だが、それぞれがあまりにもスター級なため、どいつを食べようかよく迷う。一番好きなのはみそだけど、たまにはしょうゆも味わいたい……。いや、迷うくらいなら安定の塩を……いや、やはりここはみそ……とかなんだとか、ゴチャゴチャ言わんとMIXさせてみればええんや!

・4種類のサッポロ一番MIXを作ってみた!
組み合わせは4種類。「しょうゆ+みそ」、「しょうゆ+しお」、「みそ+しお」の3タッグ、そして「しょうゆ+みそ+しお」の三種混合トリオチームだ。スープ用粉末は、タッグの場合は半分ずつ、トリオの場合は3分の1ずつ混ぜてみた。で、作っている最中に……意外な事実が判明した!

・サッポロ一番の麺は、味ごとに色が違った!
なななな、なんと! サッポロ一番の「しょうゆ味」と「みそ味」と「塩味」の麺は、それぞれビミョーに色が違うのである! もしかしたら、味も食感も違うのかも。それぞれの味にマッチした麺を用意しているということなのだろうか。いずれにしても『サッポロ一番』の完成度の高さには感心しきりだ。

・食べ比べてみてわかったパワーの違い
まず味のレビューの前に、食べ比べてみて初めて分かった “それぞれのパワー” の違いについて書いておきたい。3つの味それぞれがスター級なのだが、味のパンチ的に圧倒的にパワフルなのが「塩」であった。次に「しょうゆ」で、続いて「みそ」。組み合わせによっては “ぶつかり合う” ことが予想される。

・それぞれの味を擬人化すると
ドラゴンボールに例えるならば、「塩=孫悟空」「しょうゆ=ベジータ」「みそ=クリリン」であり、BIG3なら「塩=たけし」「しょうゆ=タモリ」「みそ=さんま」であり、プロレスならば「塩=アントニオ猪木」「しょうゆ=ジャイアント馬場」「みそ=天龍源一郎」である。

・食べてみた感想としては、こうだ!

【しょうゆ+みそ】
まず、違和感はない。こんな味もあったかなァ……的に感じるのは、圧倒的に「しょうゆ」の味が強いからだ。かと言って完全にしょうゆ味なのかというと、そうではない。しっかりと「みそ」がバックアップをしており、味のベースを支えている感じ。意外と普通。

【しょうゆ+塩】
口の中でスゴイことが起きている。激しくぶつかり合っている。悟空とベジータが空中戦でバチバチ叩き合っているイメージであり、猪木と馬場の夢の対決が実現してしまった感じである。両者一歩も譲らない。ノーガードで激しく打ち合う、ダブルパンチな味になった。

【みそ+塩】
マイルド。それに尽きる。塩の突っ走りを、みそが「まてまて」と止めている。ビートたけしの突っ走りに、明石家さんまが「ファー!」とのけ反りながら相づちを打っている感じである。とりあえず主張するのはいつも塩だ。塩のパワーはすさまじい。

【しょうゆ+みそ+しお】
今回、編集部内にいた4人の男たちで実食してみたが、満場一致で「これしかない!」と言わせたのが、この夢の3人タッグである。複雑な味になるが、目を閉じれば口の中で、それぞれの姿が “しっかりと見える”。とある記者は「うまく積み重なっている」と表現した!

・是非とも一度は「夢の3人タッグ」を試して欲しい!
すべてを食べてみて分かったこと。それは「まずくなるはずがない」ということだ。そもそも圧倒的完成度のスター選手なのだから、どれを組み合わせてもベストバウトになる。しかし、是非とも一度は試して欲しいのが三種混合の「夢の3人タッグ」である。一気に3人が口の中に飛び込んでくるが、「塩→しょうゆ→みそ」の流れを感じることができるのである。

・KO必至の連続攻撃
「サッポロ一番3連コンボ」とでも言おうか、猪木の延髄斬り→馬場の十六文キック→天龍のパワーボム(3カウント)といった感じのパワフルすぎる連続攻撃なのである。3袋買えば3人前は作れる。命名、「夢のサッポロ三番」。ごちゃごちゃ言わんと、レッツトライや!

Report:GO

▼おなじみのサッポロ一番3兄弟

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▼スープ用粉末を取り出し……

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▼二等分、三等分にする

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▼スープセット準備OK

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▼これが三種混合ミックスパウダーだ!

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▼ここ注目! 麺の色が違う〜〜〜っ!

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▼出来上がりました!

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▼それぞれの色の違いにご注目

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▼イチオシは三種混合ミックスの「サッポロ三番」だ!

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