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本日3月21日にキヤノンが発表した「EOS Kiss X7」が、一眼レフ愛好家の間で大きな話題になっている。APS-Cサイズセンサー搭載機で世界最小・最軽量! 現行機種「EOS Kiss X6i」に比べて体積は約25%も小型化、質量は約28%軽量化され、約407グラムであるという。

小さくて軽いのに一眼レフ。ミラーレスじゃなくて一眼レフ! やったぜキヤノン、技術の進化は素晴らしい! ……と多くのユーザーが感心していると思われるが、一部のユーザーから戸惑いの声が出ているのもまた事実。どんな戸惑いなのかというと……

ずばり、「EOS Kissシリーズのサイクルが早すぎる!」ということだ。

ついこの間に「X6」が出たと思ったら、もう「X7」がやってくる。それだけ技術進歩のスピードが早いのだから当然といえば当然だが、「あまりにも早すぎやしないか」といった感想だ。

・「EOS Kissシリーズ」のサイクル
「EOS Kissシリーズ」のサイクルを、5代目である「EOS Kiss X3」から簡単にまとめてみると……

EOS Kiss X3:2009年4月発売
EOS Kiss X4:2010年2月発売
EOS Kiss X5:2011年3月発売
EOS Kiss X6i:2012年6月発売
EOS Kiss X7:2013年4月発売予定←NEW!
EOS Kiss X7i:2013年4月発売予定←NEW!

である。毎年、新モデルが出るスピードだ。

・「EOS Kiss X5」ユーザーに感想を聞いてみた!
当編集部にも「EOS Kiss X5」ユーザーがいるが、X7の登場を知らせると「えええええええ!? もうX7出ちゃうんですか!?」と戸惑い反応。詳しく聞くと、

「なんかこうも早く出されると、どの段階で買い換えるべきかわからなくなりますね。回転が速いとどんどん値崩れするからX5を売っても大した値段にならないし、それならX5の機能で十分だと思えるうちは買い換えないかも……」。

とのこと。また、「キヤノンに限ったことではないですが、ガンガン新型モデル出されると、既存ユーザーは見捨てられた感を感じちゃうんですよねぇ」とも言っていた。ウンウン、分かる、その気持ち、よく分かる!

・あっという間に愛用機種が型落ちになる
かく言う私(筆者)も、「X4」からKissシリーズを使っているKissユーザーであり、実はつい最近まで「X5」ユーザーであった。「X6i」に買い換えようと思っていたが、気が変わって「PENTAX K-30」にシフトチェンジ。

愛用していた「X5」は速やかに売却したが、今回の「X7」が発表される前で本当にヨカッタ。なぜならば、「X7」が発売されてしまったら、「X5」は2世代型落ちの商品になり、売却価格も値崩れしていくからだ。

・ネットの声でも「早い」
ちなみに、Twitter上でも「Kissのモデルサイクル早いなぁ!」、「製品サイクル早いな~(´□`)」、「もう7とか・・・出るの早い」、「え!?この前X6i出たばっかなのに?」、「早いなー まだX3なんだけど」などの声が書き込まれている。

4月中旬には「X7」が登場するが、それでも現行の「X6i」が欲しいという人は、もう少しだけ購入時期を待ったほうが良いかもしれない。いや、むしろ逆にチャンスである。おそらく型落ち製品の価格は、ガクンと値下がりするはずだから。

参考サイト:キヤノン「EOS Kiss X7」
執筆:GO