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東日本大震災から2年を迎えた2013年3月11日、日本各地で追悼の催しが開かれています。東京・新宿アルタ前では、オーロラビジョンで国立劇場で行われた追悼式典が放映され、震災が発生した時刻14時46分には黙祷(もくとう)が行われました。

式典が中継される前から、アルタ前ロータリーには多くの人が集まっていたようです。そして黙祷の時刻が訪れると人々は足をとめ祈りを捧げていました。

昨年は黙祷の時間に、タイミング悪く別のビジョンでCMが流れてしまいましたが、今年はそのようなハプニングはありませんでした。黙祷の瞬間アルタ前はひとつになったようでした。そのなかには、日本人だけでなく海外からの観光客らしき人も大勢いました。

黙祷が終わった後も、人々はすぐに立ち去ることはなく、多くの人が、天皇皇后両陛下、安倍首相の言葉に耳を傾けていました。

震災から2年、各地から復興のニュースが聞こえてくる一方で、まだ厳しい状況下である現実もあります。被災地からは「忘れられることが一番辛い」という声も聞こえてきます。これを機に改めて関心を向ける必要があるのではないでしょうか。

改めて亡くなられた方々の冥福を心よりお祈りいたします。

写真:ロケットニュース24.


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▼外国人観光客も画面を見つめ、祈りを捧げていた
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