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すっかり春めいてきました。毎年この時期になると、花粉症に悩まされる人にとってはつらいシーズンかもしれません。とくに今週末(2013年3月9~10日)は、大量の花粉が飛散するとの情報があります。

東京都健康安全研究センターが公表している「花粉濃度マップ」を見ると、週末を待たずしてすでに相当量の花粉が、飛び散っていることがわかります。多摩西部は隙間がないほど、赤く染まっています。花粉症の人にとってはとても苦しいのではないでしょうか。

花粉濃度マップで東京都全域を見ると、ほぼすべての地域で花粉が飛散している様子がうかがえます。とりわけ、あきる野市・八王子市・立川市では、時間帯によって計測の上限を上回る測定値が出ています。公表されているグラフでは、1立方メートル当たり4000個の花粉(4000個 / 立方メートル)が上限になっています。

とある花粉症の男性に話を聞いたところ、「もうヤバイです。目がショボショボして、喉が痛くて。とにかくしんどい、死にそう……」と、かなり辛そうな様子です。

3月8日は夕方から夜にかけて飛散量が減っていくものと思われます。なお、昨年一年間で飛散した花粉の量を、今週末だけで上回るとの情報も出ています。花粉症の方は十分に対策をこうじて、外出されることをおすすめします。

参照元:とうきょう花粉ネット
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▼ 3月8日13時現在の多摩西部は真っ赤。隙がない……kahun3

▼ 3月8日の青梅市。時間帯によってグラフの上限に達していますkahun6

▼ 3月9日15時の東京全域kahun4

▼ 3月10日14時の東京全域kahun5

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