ecoful

長年多くの人に愛され続けてきた充電式ニッケル水素電池「エネループ」。そのデザインがこのたび大幅に変更され、注目を集めた。

エネループのデザインのどこがどう変更されたかというと、これまで電池中央に描かれていた「eneloop」というロゴが消え、その場所に「Panasonic」という文字が配置されたのだ。この大きなデザイン変更に多くの消費者が驚き、衝撃を受けているのだが、この騒動の裏側である会社が自虐モードに突入している。

そのある会社とは、電気機器を販売している日立マクセル株式会社(以下マクセル)である。マクセルは今回のエネループ騒動を受けて、以下のようなツイートをTwitterに投稿した。

・マクセルのツイート
「(´-`).。oO(eneloop、デザイン変わるんだ…)」
「(´-`).。oO(ウチのエコフル、ほとんど知られてねぇ…)」(Twitterより引用)

この「エコフル」というのはマクセルの充電式ニッケル水素電池のことだ。マクセルはエコフルがエネループと比べて全然知名度がないと嘆いているのである。そしてこの嘆きツイートを機に、ネットユーザーたちと以下のようなやりとりをTwitter上で見せており、これがあまりに自虐的すぎると現在話題になっている。

・マクセルと一般ユーザー間のやりとり
ユーザー はじめてみた
マクセル 出会えることが奇跡ってレヴェル(おい)
ユーザー お店でみかけたことがない気がする。気にしてないからかな(´・ω・`)
マクセル いや、ホントどこに売ってるんでしょうね(おい)(Twitterより引用)

このようにマクセルはどんどん自虐モードに突入しているのだが、それに応じてマクセルを応援する声がTwitterユーザーから多数寄せられている。そしてそれを受けて、マクセルがTwitter上でこうツイート。

「エコフル」のおかげで、“電器屋で働いてるけど初めて見た” “マクセルさんから漂う90年代臭” “そもそもマクセルの社名を久々に見たレベル” “マクセルとか未だにあったの” “デザインがダサい” などの熱いご意見をいただいておりますが、私は元気です。 まだ死んでません。
「エコフル」のおかげじゃなくて「エネループ」のおかげか。(Twitterより引用)

……と、またまた自虐的な発言。エコフルの知名度は低いかもしれないが、これからのエコフル、そしてマクセルの躍進に期待したい。

参照元:Twitter/@maxellJP, Engadget

▼話題になっている新デザインの「エネループ」
eneloop
▼そしてこれを受けて、マクセルが以下のようなツイートを投稿
ecoful
▼その後自虐モードに突入し、注目を集めている
maxell

screenshot:Twitter