雪が積もったときの楽しみのひとつが雪像作り。定番の雪だるまから一風変わったデザインのものまで、作り手の数だけ雪像のアイデアはある。

現在アメリカでは、一人の高校生がちょっとした遊び心から制作した雪像が大きな話題を呼んでいる。あまりにも斬新なそのデザインゆえ、アメリカ全土から注目を集め、わざわざ記念撮影に訪れる人もいたという。しかし、彼のご近所さんたちにとっては怒りの対象でしかなかったようだ。

問題の雪像を作ったのは、ロードアイランド州に住むライアン君(16)。そして、近所の人々を激怒させたデザインというのは……なんと、ペニス! しかもこれがデカイ!! 高さ約180センチはあるという「巨大ペニス」だ。

彼は「ジョークだった」と語っているが、これがなかなかの完成度だったことから、ご近所さんのなかには不快に思う人も少なくなかった。ライアン君の母レイリーンさんによると、「あれはジョークだし、私自身大笑いしました。写真を撮りに来る人も大勢いました。ただ、気分を害した人もいたようで誰かが警察を呼んだのです。確認しに来た警官は爆笑して帰っていきましたけどね」とのこと。

その後、雪像の噂は広まっていきメディアにも取り上げられ、アメリカ全土に知れ渡ることとなった。すると、ご近所の怒りに対する対抗心からなのか、もしくはもっと注目を集めたいという願望からなのか、後日ライアン君は雪像に手を加え、さらに巨大なペニスを作り上げた。なんと、その高さ約360センチ! 元の大きさの倍にパワーアップさせてしまったのである。

この事態に、もともと怒っていたご近所さんたちは完全にキレた。警察やライアン君の自宅へ再度苦情の電話が寄せられ、気付くと雪像は破壊されていたという。ペニスがポキッと折れてしまっていたのだ。

これを受けてレイリーンさんは、「私は今でも、あの雪像は誰のことも傷つけない無害なジョークだったと信じています。文句を言う人もいますが、人生は短いのだからいつも笑顔を絶やさず毎日を楽しまなければもったいないと思います」と語っている。母として、息子の行動は悪意のないものだと支持したのである。

なんとも痛い結末を迎えてしまった今回の出来事。しかし、ライアン君の雪像作りに対する情熱と腕前がなかなかのものであることは証明されたようだ。

参照元:Facebook Middlebridge Snow sculptureHuffington Post-1Huffington Post-2(英文)

▼騒動の発端となった最初のペニス像。高さ約180センチ

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▼パワーアップしたペニス像。高さ約360センチ

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▼折れたペニス像

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