2013-02-04 09.51

昨日、2月3日は節分の日。みなさん、豆まきをされただろうか。鬼を避けるため、神社などでも大規模に行われるが、日本には豆まきをしないでいい人達がいるそうだ。なんと「ワタナベ」姓の人は豆まきをする必要がないというのである。

■鬼はワタナベさんが怖い
なぜ、ワタナベさんが豆まきをしないでいいのか。その理由は非常に明確。鬼がワタナベさんを怖がって近づかないので、わざわざ追い払う必要性がないためである。鬼がワタナベさんを怖がるようになった理由は平安時代にさかのぼる。伝説なので、細かい点は伝承によって違うが大筋は以下の通りだ。

■ワタナベさん最強伝説
平安時代、大江山(京都府)を拠点とする鬼・酒呑童子が多くの鬼を従えて都を荒らしまわっていた。そこで、武将・源頼光は渡辺綱らによる討伐隊を結成、鬼退治に行き、見事に酒呑童子を仕留めた。

後日、酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために討伐隊を襲撃。しかし返り討ちに遭い、渡辺綱に腕を切り落とされてしまった。

■酒呑童子・茨木童子がやられて鬼一門がビビる
のちに、茨木童子は腕を取り戻すことに成功するが、渡辺綱の強さは彼らに衝撃を与えた。そのため鬼は渡辺一門を恐れるようになり、ひいてはワタナベ姓の子孫にも近づかなくなったという。よって、ワタナベさんはわざわざ豆まきをしなくてもいいとのことである。

この鬼退治伝説は関西圏の話だが、豆まきをしないワタナベさんは東北地方などにも広く分布しているいるそうだ。また、地域によっては「渡辺」だけでなく、「渡部」、「渡邊」など別表記でも豆まきをする必要がないという。福だけを招けば良いとは、まさにワタナベさん最強伝説である。全国のワタナベさん、節分には豆まきをされましたか?

(文=沢井メグ
photo:Rocketnews24.

▼さすがの鬼もワタナベさんにはかなわない!

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