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海外で絶大な人気を誇る日本のアニメ。海外では作品が好きすぎて、とてつもなく力が入ったファンアートを発表しているファンも多い。

SFロボットアニメの名作『超時空要塞マクロス』に魅入られたファンたちが、作った素晴らしいファンムービーをご紹介したい。アルゼンチンのマクロスファンが作った「ロボテック:バルキリープロジェクト」である。

プロジェクト名に掲げられている「Robotech(ロボテック)」とは、『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』をベースにアメリカで制作されたアニメの名前に由来する。彼らはこの3作品のなかでも特にマクロスを気に入り、マクロスのイメージを元にプロジェクトをスタートさせたそうだ。

公開されたトレーラーを確認すると、映像には大量のCGが使用、効果音もキレがいい。さらに撮影は野外ロケなども行われかなり本格的。ハリウッド映画と比較しても何の遜色もないのではないだろうか。

しかし、映画との決定的な違いは彼らの計画にビジネス目的は一切ないということ! そこにあるのはマクロスへのあふれる愛だけなのだ! 本来ならムービー本編は2012年内に完成しているはずだったという。だが、愛ゆえにこだわりすぎてしまったのだろうか。本編はまだ完成していないそうだ。

ちなみにストーリー以下の通り。異星人に攻め込まれた地球。人類は一度は敗北してしまうが、科学を結集してつくられたロボ「Veritech VF1X」が、最後の希望として異星人に立ち向かうというものだ。

わずか50秒であるが臨場感がハンパない。バルキリーの変形シーンも見ているだけでワクワクする。それにしても何というハイクオリティ! これがラテン系の情熱なのだろうか。今から完成が楽しみである。

(文=沢井メグ
参照元: Facebook Robotech, Valkyrie Project

▼こちらがそのトレーラーだ


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