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思春期の「性問題」は誰にとっても切実なもの。どのように対処して良いのかわからない若者も少なくないはずです。そんな悩みに、かなりストレートな回答を提供している相談が注目を集めています。

最近朝日新聞に掲載された、男子中学生の「性欲が強すぎて困る」という質問に、社会学者上野千鶴子氏(64歳)は「経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください」と、大胆回答をしています。15歳にはちょっと直球すぎるような……。

同紙2012年12月8日掲載の相談コーナー『悩みのるつぼ』で、匿名の男子中学生は以下のように質問をしています。

■男子中学生の相談(一部抜粋)
「ぼくの悩みは性欲が強すぎて、今年受験だというのに、エッチなことばかり考えて勉強が手に付かないことです。このままいくと、欲望に負けてしまい、夜道などで衝動的に女性を襲ってしまわないかと怖いです。この欲望を抑えることができるのでしょうか?」

・上野千鶴子氏の回答(一部抜粋)
「知らないことは知っているひとに教えてもらうに限ります。経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください。昔は若者組の青年たちの筆おろし(って知ってますよね)を担ってくれる年上の女性たちがいたものでした。わたしだってもっと若ければ……」(以上、同紙より引用)

昔であれば、地域のつながりが強く、年上の女性と関わるきっかけは豊富にあったのですが、現代は世代間の交流が希薄で、なかなか思うようにいかないようです。こと「性」のこととなると、家族にも相談しにくいもの。リードしてくれる女性がいれば、相談者のような悩みをやさしくいさめてくれるかもしれませんが……。

とはいえ、あまりにも単刀直入な回答に、15歳には刺激が強すぎるとの指摘もあるようです。あなたはこの相談内容について、どのように思われるのでしょうか。

Photo:Rocketnews24
参照元:朝日新聞
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