どんな彼氏だと、女性は幸せになれるのでしょうか? 向井理クン級にイケメンな彼氏でしょうか、それとも年収1000万円以上の石油王でしょうか? イケメン彼氏もリッチ彼氏も捨てがたいですが、私は「ちょんまげ彼氏」こそが、女性を幸せにしてくれる理想的な恋人だと思います。

「ちょんまげ彼氏」というのは、決して髪型をちょんまげにしている男性のことではありません。江戸時代ならいざしらず、今は平成です。ちょんまげヘアーの彼氏と並んで歩くのは、いささか抵抗があるでしょう。

「ちょんまげ」というのは、髪型ではなくギャグのことです。お風呂上がり、一糸まとわぬ姿でバスルームから出てきた男性が、リビングでテレビを観るなどしてくつろいでいる女性の頭上に、背後から己のイチモツを乗せ、「ちょんまげー」とやるあの定番ギャグのことです。

「ちょんまげギャグ」は、男性のイチモツを用いたギャグです。イチモツは、オトコのシンボル! オトコの尊厳です。その大事なイチモツを、恋人を和ませるギャグのために惜しげもなく使うということは、「とてつもなく心の広い男性」ということになります。現在の彼氏に「ちょんまげギャグ」をされたことがある女性は、心の広い男性をゲットできたと誇りに思ってよいでしょう。

では、「ちょんまげギャグ」をされたことがない女性はどうしたらいいのでしょうか? 間違っても「ちょんまげギャグやってよ!」と求めてはいけません。「ちょんまげギャグ」は、彼氏側が自発的にやるからこそ「心の広い男性」と見なされるのであって、女性側から要求するべきことではないのです。

彼氏がやってくれないのなら、女性側がやるまでのこと! 風呂上がりにリビングでテレビを観るなどしてくつろいでいる彼氏の頭上に、「シャンプーハット」と言いながら、背後から己のアソコを乗せましょう。アソコは女性のシンボル! 女性の尊厳です。その大事なアソコを、彼氏を和ませるギャグのために惜しげもなく使うという貴女は、彼氏の目には「とてつもなく心の広い女性」として映るでしょう。

話を「ちょんまげギャグ」に戻しましょう。「ちょんまげギャグ」は、交際初期・同棲初期こそ乱発すれど、付き合いが長くなるにつれ、封印する人がほとんどのようです。付き合い始めの勢いがある時期でないと、照れのためか、やりづらいのかもしれませんね。

ですが、交際期間が長くなり、マンネリ化に悩むカップルこそ、「ちょんまげギャグ」をやるべきだと私は思います。「ちょんまげギャグ」を再開することによって、お付き合い当初の新鮮な感覚が甦り、マンネリが解消されるかもしれません。「ちょんまげギャグ」によって、1組でも多くのカップルが、幸せになることを切に願います。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ