2012年12月15日より、大人気漫画『ONE PIECE』の新作映画作品『ONE PIECE FILM Z』が公開されます。それに先立って、東京・池袋のテーマパーク「ナムコ・ナンジャタウン」では、映画とのコラボ企画が開催されています。なかでも注目は、池袋餃子スタジアムで提供されているコラボメニューです。作品のキャラクターに、ちなんだ餃子が数多く用意されています。しかし作品世界を餃子で再現するのは難しいのでは……。

実際に食べに行ったところ、度肝を抜かれるようなメニューに衝撃を受けました! 料理人サンジの指名手配書を餃子で再現するとは! ナンジャタウン、おそるべし~ッ!!

用意されているメニューはデザートとフードを合わせて全25品。いずれも主人公ルフィが率いる「麦わらの一味」のメンバーにちなんだもの。たとえば、剣士ゾロのソフトパフェや航海士ナミのリゾットなど、ファンであれば、ぜひともメニューを制覇したくなるに違いないはずです。

とりわけユニークなのが餃子スタジアムのメニューです。作品と餃子、まったく接点がないように思えるこのふたつ。ところが、作品世界を見事に表現しています。特に記者(私)が感心したのが、サンジの手配書を揚げ餃子で作り上げた餃子店「包王」の一品。

手配書に似ているかどうかはさておき、もはや餃子の領域を完全に逸脱しています。春巻きの皮を器に敷き、その四辺には海苔が敷かれています。まるで額縁のよう。その中央に、サンジと思われる人物の顔のようなものが。錦糸卵が髪のように見えるおかげで、なんとか顔であることを認識できます。

問題の味ですが、これを作り上げようとしたお店のスタッフの気合いに感心するばかりで、食べることに集中できません。「もうこれ餃子じゃなくて良いんじゃないの?」そう思わずにはいられないのです。とにかく、気合いの入ったコラボメニューがいろいろ用意されています。ファンの方はもちろん、そうでない方も一度トライしてみてはいかがでしょうか。

レポート:フードクイーン・佐藤
Photo:Rocketnews24

▼ 手配書を餃子にするってどういうこと?

▼ 見よ! これがサンジの餃子だ!! もうこれ完全に餃子じゃない

▼ 髪の毛は錦糸卵でできている

▼ 目玉をつまんでみた。なんかごめん、サンジごめん

▼ 本体は円形の揚げ餃子でした

▼ こちらはルフィの必殺技「ギガントピストル」を再現したギガント餃子

▼ あれ? なんか写真と違うくない?

▼ 写真はこうで……

▼ 実物はこう。ま、いっか

▼ なかにはウインナーと餅。餃子でもないような気が……

▼ そしてルフィのトレードマーク、麦わら帽の餃子。オムライスのような気もするけど

▼ なかには、餃子とケチャップライス。やっぱオムライスじゃないかーッ!

ナンジャタウン