サッカーは紳士のスポーツ。フェアプレー精神は大切にしたいものだ。そんな中……11月20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、FCシャフタール・ドネツク対FCノアシェラン戦で「フェアプレー精神に反したプレイ」があったとして物議をかもしている。

問題のプレイをしたのはFCシャフタール所属のルイス・アドリアーノ選手。どんなプレイだったのかは、YouTubeに数々の動画がアップされているので確認するのが手っ取り早い。例えば「Luiz Adriano no Fairplay」などである。

まず、互いのチームの選手が接触しFCノアシェランの選手が倒れる。ここで試合は中断しドロップボールに。通常であれば、FCシャフタール側が相手ゴールキーパーにボールを返す。これが紳士のプレイである。ところが……!!

FCシャフタールの選手がFCノアシェランのゴールキーパーに向けて大きく蹴ったボールを、なぜかアドリアーノ選手は追いかけて自分のボールにし、キーパーを直前でかわしてゴールど真ん中に同点シュートを入れたのである!

あっけにとられる両チームの選手たち。「どういうつもりだ!」とFCノアシェランの選手は大抗議。FCノアシェランのサポーターも大ブーイングとなったが、結局このゴールは認められ、最終的には5-2でFCシャフタールが勝利。

ちなみに5点のうち3点はアドリアーノの得点であり、なにげにハットトリックも達成。さらにこの勝利により、FCシャフタールはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出が決定。この勝利の結果は変わらないが、物議を醸したアドリアーノに対し、UEFAは処分を検討しているという。

(文=GO
参照元:Youtube OnlyApple13

▼予備動画

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