当然のことであるが、格闘技の練習中、ポッケの中に車のカギを入れておくなんてのはご法度である。自分にとっても危ないし、相手にとっても危険である。投げ技のある競技ならば、なおさらである。今すぐポッケは空にしょう。

何がどう危険なのかは、ロシアのサイトに掲載された写真をご覧いただければ一目瞭然。見事に車のカギが足の裏にブッ刺さっているのである。一体なぜ刺さってしまったのか。それは動画「How to Get a Car Key Stuck in your Foot (Original Video)」を見るとよくわかる。

柔術、もしくは護身術の練習をしている2人。片方が先生で、片方が生徒であろう。先生が生徒にラリアット的な技をかけ、生徒は背中から地面に落ちて受け身をとった。一見、なんの変哲もないシーンである。だが!

動画をよく見てみると……生徒のポッケから、車のカギが最初からチラチラ見えている。そして受け身のシーンでカギがスルリと投げ出され、生徒が受け身をとると同時に、車のカギは生徒の足と地面の間でサンドイッチ! ブスリと刺さったのである。

あまりにも一瞬の出来事のため、生徒は「あれ?」といった具合で痛みは感じていない。しかしその後は病院に直行。レントゲンが痛々しいが、無事にカギは抜けたそうな。めでたし、めでたし。

参照元:warnet.ws(ロシア語)
執筆:GO羽鳥